【福岡】東区老夫婦強殺10年、遺族ら情報呼びかけ

02/17 12:05 更新

2001年、福岡市東区で老夫婦が殺害された事件が未解決となっています。10年目の17日、遺族らが情報提供を呼びかけました。福岡市東区のJR千早駅では17日午前7時半から、遺族や警察官らおよそ30人が情報提供を呼びかけるちらしやティッシュを配りました。この事件は2001年2月、金丸金次郎さん(当時81歳)と妻の愛子さん(当時73歳)が、福岡市東区の自宅で首を絞められ死亡している状態で発見されたものです。室内が荒らされていたことなどから、警察は強盗殺人事件として10年間にわたり捜査を続けてきましたが、犯人逮捕に結びつく有力な手がかりは得られていないということです。金丸さん夫婦の娘、藤堂早苗さんは「失った命は帰ってこないんですが、やはりどうして殺されなければならなかったのか、その真実を知りたい」と話していました。警察は「時効廃止となり捜査は継続するので、ささいな情報でも提供してほしい」と話しています。情報提供は東警察署092−643−0110となっています。