フィギュア「四大陸選手権」に向け、期待の選手が続々と台湾へ出発
今週開幕する世界フィギュアの前哨戦「四大陸選手権」に向け、期待の選手が続々と台湾へ出発した。
浅田真央選手(20)は「やっと、こういう完成されたものが、やっとこの時期にきたんだなっていう感じがしました」と話した。
安藤美姫選手(23)は「完成形っていうのは、たぶん誰もがわからないものなので、とにかく自分が成長できるっていう伸びしろが1つでも見つかれば、それはまだまだ成長できる証しというか」と話した。
浅田選手・安藤選手、2人の演技は完成形へ。
世界フィギュアの前哨戦、四大陸選手権がいよいよ開幕する。
世界に誇る日本のトップスケーターが台湾に乗り込む。
鈴木明子選手(25)は「今は、すごく試合に向かうのが、楽しみな気持ちでいっぱいです」と話した。
羽生結弦選手(16)は「とにかく、今シーズン自分の成長した部分をしっかりここで発揮できたらいいなと思っています」と話した。
幾多の苦難と葛藤を乗り越え、完成形に近づこうとしている浅田選手。
一歩ずつだが、確実にあるその手応え。
女王の称号を再び手にするため、世界の舞台で進化した演技を見せる。
浅田選手は「この四大陸選手権でいい演技をして、また世界選手権につながる...。いい演技をすれば世界選手権につながると思うので、そういう試合にしたいなと思います」と話した。
一方、円熟期を迎えた大人のスケーティングだが、まだ伸びしろはある安藤美姫選手に、限界の二文字はない。
安藤選手は「完成形に近づいているかとか、成熟しているかといったら、たぶん、それはまだまだだと思うし。自分も本当に、ジャンプ以外に伸びしろがあればいいなと思ってやっていますし」と話した。
(02/15 20:01)