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【プロ野球】

ハンカチ世代夢プラン 佑VS沢村 3・5札幌2連戦

2011年2月17日 紙面から

守備練習中に笑顔を見せる巨人・沢村=宮崎県総合運動公園で(佐藤哲紀撮影)

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 世代頂上決戦だ! 巨人ドラフト1位の沢村拓一投手(22)=中大=が3月5、6日の日本ハム戦(札幌ドーム)先発が有力になっていることが、16日分かった。日本ハムの斎藤もいずれかの試合で登板する可能性が高く、同期の“ナンバー腕”を争う夢対決が早くも実現しそうだ。

 昨年のドラフト会議で「ビッグ3」と呼ばれた目玉同士の初カードは斎藤と沢村だ。札幌での沢村披露について問われた原監督は「大丈夫でしょう」とキッパリ。20日の楽天戦、27日のヤクルト戦と沖縄セルラースタジアム那覇で2度の登板が予想され、「3・5」でも「3・6」でも出陣は可能。日本ハム2連戦にピッタリと合う。

 川口投手総合コーチも「可能性は高い」と後押しする。沢村の登板予定がいずれもファンが観戦しやすい週末なのも「オープン戦はショー」という持論通り。さらに同コーチは「一流投手と激突させたい。その方が刺激になる」と話しており、ライバル視する斎藤とのマッチアップは最高の舞台設定にもなる。

 早実高時代から光を浴び続けてきた斎藤とは対照的に、沢村は栃木・佐野日大3年の夏に3番手投手。中大入学後に才能を開花させたが、世間の注目度では大きな後れを取ってきた。それだけに、斎藤との投げ合いは「巨人に沢村あり」をアピールする絶好の機会だ。

 “頂上決戦”のプランを聞いた沢村は「いいですねぇ。実現したら楽しみ。お互いに良い投球をできれば」と舌なめずりした。公の舞台では未対決。15日の紅白戦で“衝撃デビュー”を飾った剛腕が、北の大地で斎藤に襲いかかる。 (井上学)

 

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