現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 国際
  4. 北米
  5. 記事

差別用語は追放すべきか ハックルベリー新版めぐり論争(2/2ページ)

2011年2月17日9時1分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真:ニューヨーク州にあるマーク・トウェイン資料館に保存されているマーク・トウェインの代表作「ハックルベリー・フィンの冒険」の初版本=AP拡大ニューヨーク州にあるマーク・トウェイン資料館に保存されているマーク・トウェインの代表作「ハックルベリー・フィンの冒険」の初版本=AP

 サウスダコタ州の国語教師テラ・ラテレルさん(29)は、教材として使うときには、差別用語が登場することを事前に生徒たちに説明するという。「新版の狙いは理解できるが、差別用語がなくなれば、作者の風刺の意図が薄れてしまう」と話す。

 「ハックルベリー」は、出版当初から一部の図書館が禁書にするなど、論争と無縁でなかった。「ニガー」という言葉だけでなく、逃亡奴隷ジムの描かれ方は差別的だとの指摘も少なくない。

前ページ

  1. 1
  2. 2

次ページ

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

『ウォール街』続編の封切りを機に、リーマン・ショックの大瓦解からアメリカの実像を探る。

ポスト胡錦濤=習近平と報道される中、「まだ李克強と習近平の勝負はついていない」とする識者も。

中国と韓国が文化の領域でも存在感を増している。日本文化の国際的な存在感に変化は?


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介
  • 中国特集