逃亡中の小向美奈子「ポールダンサーが有力」だって

　ついに本人も、ハラを固めたようだ。フィリピン逃亡中の小向美奈子容疑者（２５）が、現地で永住権取得に向けて動き始めたことが分かった。小向に近い関係者によれば、本人は「日本には帰らず、ポールダンサーとして生きていく」と語っているという。

　小向は来月２１日まで滞在延長が認められた。フィリピンと日本の間には犯罪者の引き渡し条約がなく、覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕状を取った警視庁は、お手上げ状態。永住権を手にするのも、現地の男性と偽装結婚するまでもなく、政府指定の銀行に１万ドル（約８３万円）以上を預けるなど方法はいろいろとある。

　とはいえ、逃走資金が尽きれば、小向も現地で働かざるを得ない。やはり、頼れる武器は“スライム乳”が自慢のむっちりボディーしかない。昨年発売のＤＶＤでもポールダンスを披露していた。本人は好きなのだ。

「潜伏先とみられるマニラのマカティ地区は、東京・丸の内のような商業施設とオフィスが混在した街。各国の駐在員向けに、ポールダンスがウリのお色気バーもたくさんあって、純粋に踊りだけを見せる店もあれば、ステージ上のダンサーを選んで“お持ち帰り”するシステムの店もあります。お持ち帰り不可でも、ダンサーとの交渉次第でステージ奥の特別室でムフフなサービスを楽しめる店まであるのです」（日本人駐在員）

　現段階で小向に身を売る覚悟があるかは不明だが、現地のダンサーの大半はフィリピンギャルで、「まれにロシア人がいる程度」（前出の駐在員）である。あの柔肌でステージに立てば、たちまち評判となるのは間違いない。日本からの男性観光客も一気に増えて、フィリピン政府にとっては、手放せない外貨獲得源になってしまう。日本の警察にとっては頭の痛いことだ。

（日刊ゲンダイ2011年2月14日掲載）