私の食事 その1 [食事(マクロビオティック)]
タイトルが「玄米菜食でがんを・・・・」となっているのに、食事についてはあまり書いていなかったことに
今気づきました・・・・。
というわけで、私の食事について触れたいと思います。
私は癌が発覚してから、玄米菜食に切り替えたんですが、(いわゆるマクロビオテックですね)
最初は何を食べてよいのか迷って、毎日玄米ごはんと煮物ばっかり食べてました。
大好きだったお肉もお菓子もやめて、ひたすら玄米ごはんと煮物、納豆の日々が続き、
1ヶ月くらい経ったところで、「もう飽きたよ・・・」と人生暗かったです。
そこで、一念発起してマクロビ本を購入。
それがこちらです。
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この本にあるほとんどのレシピを試してみましたが、ほとんどぜーんぶ美味しかった☆
次回以降で実際に作った料理をアップしますね!乞うご期待!
ところで、食事とは別にがんに効くといわれている【野菜ジュース】も飲んでます。
【野菜ジュース】の内容はにんじん:りんご=3:1くらいの割合で、ジューサーで絞ってます。
飲む量は一日1杯くらいかなぁ。
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今のところ、玄米菜食を始めてちょうど3ヶ月で、まだ不正出血はちょっと出てますが、
一時期よりかなり少なくなりましたし、特にお肌の調子が良くなったなぁ~って思います。
大人のニキビが出なくなりました!
やっぱり肉とかお菓子って、体には負担がかかってたんだね。きっと。
見て見て♪元気をもらえるDVD [がん撃退グッズ]
子宮頸がんが発覚した直後は、ショックが大きくて、生きる気力も無くなった時がありました。
そんな時見つけたのが、去年映画バージョン第二弾が好評だった【セックス・アンド・ザ・シティ】の
シーズン6 Vol.2。
Sex and the City Season6 Vol.2 プティスリム [DVD]
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シーズン2~5あたりは、過去にところどころ見た事があったんだけれど、
最終章のシーズン6は見てなかったんです。
癌になってから、癌関係をいろいろと調べていたら、偶然このドラマのシーズン6で
サマンサが乳がんになって、がんと闘う話になっていると見つけて、さっそく取り寄せました。
感想は・・・本当に感動しました(涙)
SATCって恋愛とガールズトークのイメージが強かったけど、シーズンがすすむにつれて、
それぞれの人生模様も深くなっていって、不妊・嫁姑・仕事そして健康などの問題があって、
それぞれ頑張ってるところに親近感かんじちゃいました。
(そしてなにより、毎回パワーもらえます)
あーそれにしても、サマンサが大勢の前で、自分が乳がんであることをカミングアウトする
シーンがあるんだけど、本当に大爆笑&涙無しでは、見れません!!!
まだご覧になっていない皆さんにオススメです!
発熱で不正出血? [不正出血について]
先日、断食後は大量の不正出血は無かったと書き込んだのですが、
昨日の夜にまたもや、大きな血の塊(約目玉焼き大)が出てしまいました。(しかも立て続けに2つも)
原因をいろいろと考えてみたのですが、3日ほど前から風邪をひいていまして、
熱が37度5分くらいあったことが原因でないかと思っています。
そう考えるのには、いろいろと思い当たるふしがありまして、
12月初め頃から時々【枇杷の葉温灸】をやっているのですが、
枇杷の葉温灸の直後にドバっと大量に血が出ることが度々あったからです。
つまり、体を温めると血が出るというわけです。
「そりゃそうだろう。」と思われているかもしれないのですが、
あくまでも根拠の無い私の予測なのですが、体が温まると潰瘍は膿んだところが破裂して
血が出て、白血球の働きがよくなって、治ってくるのではないでしょうか。
(その結果、血の塊がでてくる)
実は並行して、顎にできた吹き出物(大人のニキビ)に悩まされていたのですが、
いつも同じタイミングで、勝手につぶれて血が出て治っているのです。
これははたして偶然なのか・・・?
まぁ、人間って自分の都合の良いほうに良いほうに考えちゃいますからね・・・。
もしかして、がんが進行してるのかもしれません(泣)
ちょっと様子をみてみます。。。
断食について [断食について]
実家から戻った仕事始めの一日目に本当に大量に出血しました。
私は生理でも夜用ナプキンを日中に使用したことは無かったのですが、
この時ばかりは、「これからは夜用ナプキンが大量に必要だな・・・」と思いました。
とにかく、2時間置きにかえても不十分なくらいに血が出ました。
仕事をこなしながらなので、そこにも気を使わねばならず、自分としても来るところまできたなという感じでした。
(よし、こうなったら今夜から断食しよう!!)
思い立ったが吉日とばかりに、夜ご飯から断食を始めました。
以前から、がんを自然治癒された方のサイトを見ていると、みなさん断食をされていることが多く、
私も興味はあったのですが、なかなか決心がつきませんでした。
大量に出血し始めてからの断食ですので、貧血が心配でしたが、もうこれしかないという気持ちで始めました。
食事は玄米スープのみです。
レシピは玄米を炒ってから、おかゆみたいに煮るだけ。
これを朝・昼・晩と3回飲みました。
血は生理の時よりも出ているのに、なにも食べないので、みるみるうちに痩せていきました。
(結構よい感じに痩せてきた~)と内心思っていました(←バカ)
断食を始めてから2日目の夕方のことです。
突然なにか大量に出る予感がして、駅のトイレに駆け込むと、何かを産んだ感覚がありました。
便器をみるとそこには赤黒い(真っ黒に近い)大きな血の塊でした。
大きさは目玉焼きの2倍くらいの大きさでした。
(なにこれ~ひー)
私は声にならない声で、もうダメだ・・・としばらく呆然としていました。
翌日の夕方もまたもや、(なにか来る)予感がしてトイレに駆け込むと、便座に座ろうとした直後、
昨日と同じくくらいの大きな血の塊を床に産んでしまいました。(すみません汚い話で)
会社のトイレだったため、みんなに気づかれないようにきれいに拭きながら、今度はじっくり観察しました。
どうやら、血が固まる前のぷりぷりした塊のようでした。
あとで気づいたのですが、おそらくこれは血餅といわれるものではなかったかと思います。
断食3日目にして、血の塊を2回も産んでしまい、気力も体力も消耗してきたところで、
土・日・祝日の3連休に突入しました。
土曜日はなんとかやり過ごしたものの、日曜日はさすがにもう歩けないほどにぐったりしていました。
近くのドラッグストアに買い物に行くにも休み休みで、途中歩いているだけで息切れしてきました。
ふと、空を見上げると真っ青な空で、自然に涙がこぼれてきました。
(こんなにきれいな景色があることを忘れていたなぁ)と思って感動しました。
断食の予定は月曜の朝まででしたが、日曜の昼からおかゆに切り替えました。
断食後のおかゆと梅干のおいしいこと♪
(あー生きてて良かった)と心から思いました。
それからは、血の塊を産むことは無くなりました。
まだ不正出血はありますが、ティッシュにつくくらいのごく少量の血です。
おりものに血が混じっている感じです。
以前のように、がん細胞の欠片のようなものも出なくなりました。
だんだん出血量も減っていますし、もちろん出血がまったく無い日もあります。
断食って効果あったようです。
血のクリスマス [不正出血について]
2010年10月末頃から不正出血が止まらなくなって、11月初め頃から【玄米菜食】に切り替えました。
最初はお肉やお菓子が食べたい~と発狂しそうになりつつも、もともと玄米に抵抗が無かったため、
欲求以外の障害は無く、すんなりと玄米食へ移行できました。
玄米にしてすぐに効果はありませんでしたが、始めてから2週間くらいたったころ、
どうしても昼食に外食をしなくてはならない時があったのですが、その時に肉・お菓子・乳製品等は
一切口にしなかったにもかかわらず、玄米を食べたときは感じたことが無い体のだるさを感じました。
その時からいろんな食品に添加物や白砂糖が入っていることに気づき、
その加工食品が体に与える影響の大きさを感じました。
それでも、玄米食にしてからすぐに目立った効果があるというわけではなく、2ヶ月ほどすごしたクリスマスのことです。
クリスマスケーキはマクロビで有名なお店のマロンケーキを予約していました。
今までは不正出血と言っても、ティッシュにつく程度~生理よりも少ない程度の量が出ていたのですが、
そのケーキを食べた直後に、ドバーと一気に大量の血が出てしまったのです。
これには本当にびっくりして、「かなり進行しているのかも・・・?」と思い、一気にクリスマス気分は沈んでしまいました。
その時に以前から気になっていた断食を行う決意にいたるのですが、断食体験はまた今度書きます。
ちなみに、血が大量に出たのはこのケーキのせいではないので、あしからず。
あとで気づいたですが、血が大量に出たのは体が自分で治ろうとしていた証だったのです。
(もちろん、美味でした♪)
不正出血が止まらない! [不正出血について]
組織診の後、一週間くらいで不正出血は止まりました。
その後すぐに生理が始まって、その量は結構多かったです。
それから生理が一週間くらいで終わって、一ヶ月くらいは普通に過ごしていたのですが・・・
あと数日で生理かな?というくらいの時期に異変はやってきました。
私はいつも1日目に生理痛があるのですが、その時はまったく生理痛が無く、血が少し出始めていたのです。
(いつもは始まる前か直後から生理痛がひどいのに、今回はなんでだろう?しかも、少し生理が来るのが早いような・・・)
そして、私の場合は、生理がたいてい1週間で終わるのに、10日経っても終わりませんでした。
(もしかして、子宮ガンが進行して、血が止まらなくなっているんじゃ・・・?)
子宮がん告知をされた時に、このままだとあと数ヶ月で、不正出血が止まらなくなると言われていたのを思い出しました。
子宮頸がん体験談をインターネットで探したところ、やっぱり同じように不正出血がとまらなくなり、
最終的には「夜用のナプキンでもカバーできないほどの大量の出血があった。」とありました。
(どうしよう、このまま死んじゃうんだろうか・・・?)
何度も自殺を考えたり、このままどうなるのか不安に苛まれたりしました。
でも、病院で治療を受けることは絶対イヤでした。
私が行った病院の先生がよい先生だったら、無駄な抵抗はせずに病院で治療をしていたでしょう。
でも、実際は「あんな人達に手術されるくらいなら、死んだほうがまし。」と思うほどに追い詰められていました。
事実、がん告知された後はなにもしていませんでした。(ただただ、死ぬのかなぁ~えーん、と思っていました。)
もちろん、子宮頸がん治療で有名な病院を調べたりもしましたが、また同じような目に会うのではないかと思うと、積極的に受診しようとは思えなかったのです。。)
そんななか、藁をもつかむ思いでたどりついたのが、【玄米菜食】でした。
最初は半信半疑で始めました。
でも、その効果は今では私の人生や価値観をも変えることになったのです。
がんの告知 [癌発覚~告知に至るまで]
組織診から2週間が過ぎて、診察結果を聞きに病院へ行きました。
10時の予約でしたが、隣に座っていたおばさんと世間話(子宮がんと卵巣がんの話)をしながら
待つこと2時間半(!)、やっと私の名前が呼ばれました。
入室すると、先日の女医さんの上司ということで、40代くらいの男性の医師がいました。
先生「〇先生からある程度は聞いたと思うけど、組織診の結果は子宮頸がんで間違いありませんでした。
状態からして、子宮全摘出になることはほぼ間違いないと思います。
放射線治療と手術とあるけど、放射線治療はいろいろと障害が出やすいから、私は手術を選択したほうがよいと思うよ。
まだ32歳か・・・でも、今日も5~6人同じ病気の人がいたけど、今まで健康診断で何も気づかなかったの?
気づけばここまでは進まなかったんだろうけど・・・。仕事のほうの都合もあるとは思うけど、
すぐに入院したほうがいいでしょう。」
ふと、私のカルテを見ると、そこには【StageⅡ】の文字がありました。
私「そうですか・・・。でも、今ちょっと仕事が休める状態ではないんですが・・・」
先生「そうやって、仕事のために、生きるチャンスを逃すつもりなの?」
私(えー!、生きるチャンス・・・。)「しかし、入院するにしたって、会社の人と話し合わなければいけないですし・・・。」
先生「それもそうだね。でも、次回は産婦人科で一番偉い先生が診てくれる予定だから、予約をしたいのだよ。」
私「そうでしたか・・・。そうしましたら、決まったら電話します。」
先生「いや、電話はしなくていい!!(なぜか全力で拒絶)決まったら、体ひとつで来てくれればいいから!」
私「???」
病院からの帰り道、私はめちゃくちゃ混乱しました。
ひとつはがん告知をされて、しかもステージⅡまですすんでいるらしいこと。
ひとつは、医師への不信感でした。
2つの病院をはしごして悟ったのは、医者だって他人の体は、所詮ひとごとなのだなと思いました。
この告知をされる前にインターネットでいろいろと調べたのですが、医者は簡単に手術っていうけど、
お金もすごくかかるし、後遺症もたくさんあるだろうし、それに、欧米では一般的に、
子宮頸がんの場合は、放射線治療か化学療法を採用するとありました。
なにより一番初めの病院のように、一度も診察していないのに、
手術の話を持ち出すこと自体がおかしいし、
どうしてそんなに切りたがるのか??あやしい・・・。
健康診断の紹介状をみただけで、軽率に治療方針をしゃべるような人達に、
私の人生預けられないって思いました。
そして病院をはしごすることに・・・ [癌発覚~告知に至るまで]
健康診断でがんの疑いがあると言われ、その週末に紹介状を持って近くの大きな病院へ行きました。
朝8時というのに婦人科は長蛇の列・・・
一時間ほど待つと自分の名前が呼ばれました。
入室すると30代くらいの女性の先生がいらっしゃいました。
先生(紹介状をひととおり読んで)「健康診断ではどのくらい聞いたの?」
私「えーと、癌かもしれないし、そうではないかもしれないので、精密検査のできる病院に行ってくださいということを聞いたんですが・・・」
先生「あなた、これ重大な病気よ?わかってる?」
先生はいきなり凄むと私に子宮頸がんの説明を始めました。
がん細胞の形態と私のがんがどの辺りにできているのかについて説明し、
紹介状を見ただけで、まだ診察もしていないのに、
この状態だと円錐切除か子宮全摘出だろうといきなり通告しました。
先生「今日は診察はできないから、日をあらためて来てもらえます?」
私「はい・・・仕事をしているので、来週の土曜日はどうですか?」
先生「土曜日はダメ。私がいるのは火曜日か木曜日だから、どちらかにしてもらえる?」
私はその時ちょっと事情があり、会社を休むことが難しかったため、
私「どうしても土曜日でないと難しいのですが、他の先生でも土曜日はダメですか。」
先生「ダメ。難しいなら、土曜日に診てもらえる病院に行くしかないね。」
私はとりあえず来てしまったのだからと、一ヵ月後の火曜日に予約をしました。
しかし、その直後、〇〇大学病院へ電話をして、子宮頸がん検診はすぐできるかどうか
問い合わせたところ、すぐに診てもらえるということだったので、
「やっぱり〇〇大学病院へ行くことにしたので、紹介状を返してください。」と言うと、
なんとその大学病院宛の紹介状をわざわざ作成してくれたのです。(診察もしてないのに、もちろん有料)
しょうがないので、その紹介状を持って近くにある有名な〇〇大学病院へ行って診察を待ちました。
入室するとまたもや20代くらいの女性の先生・・・
(いやな予感がする・・・)と思ったのですが、組織診(コルポ)をしてもらうことになりました。
これがもう痛いのなんのって・・・あまりにも痛いので、「痛い~」と言うと、
先生「痛いならやめますか、やめてもいいですよ!でも、早くしないと癌は進みますよ~!!」
ものすごく凄みをきかせて言われました。
なんだか惨めな気持ちになって、(もうやめます)と言いそうになったのですが、
なんとか耐えて、終わった後下のほうを見ると、床が血まみれになっていました。
30分くらい隣のベッドで横になって休憩した後、診察結果を言い渡されました。
先生「これはかなりひどいようです。円錐切除では難しいですね。子宮全摘出もあり得ます。
とりあえずコルポ診の結果を待って、次回は私の上司からお話あるので2週間後に来てください。」
正直、私のがんが進んでいるという話より、医師の私に対する扱いのほうが
ショックが大きかったのでした・・・
健康診断で衝撃の癌発覚 [癌発覚~告知に至るまで]
私が自分が癌であるとわかったのは、2010年8月のことでした。
会社の健康診断で【婦人病検診】を無料で受けられるということで、小さなクリニックに行った時のことです。
その時は、【婦人病検診】が子宮がん検診であることも知らず、「どんなことをするんだろう?」くらいの軽い気持ちで受けたのです。
ところが、検診時に激痛があって、すぐに少量の出血がありました。
(先生、下手だったんだろうか・・・ちっ)と思ったのですが、
その担当医(女医)は、「あら、ごめんなさいね~。大丈夫?2,3日で止まると思うわ。」って感じで、
これが重大な病気につながるとは微塵も感じさせない態度でした。
私も健康診断で怪我するなんて、なんてついてないんだ!と思ったのですが、
その後さらに不運なことがおこったのです。
その2週間後のことです。
クリニックから「直接お話したいことがありますから、来てください。」と呼び出しがありました。
その時も私は、(この間怪我させたお詫びかもしれない)なんてノンキなことを考えていたのです。
ところが、会社を抜け出して行ってみると、院長先生からじきじきにお話があるということでした。
院長先生「あのね、これだけだとよくわからないんだけどね、もしかするとね、子宮癌の疑いがあるかもしれないんだよね。」
私(え?!それホント・・・?)
院長先生「でも、あくまで疑いということでね、ここにクラスⅣって書いてあるでしょ、これがⅢに近いか、Ⅴに近いかは、精密検査しないとわからないから、大きな病院に行って検査するほうがいいと思うんだよね。」
私「はぃ・・・・」
それから会社へ戻るまでの道のりがとっても遠かったのが鮮明に覚えています。