2010年12月18日 2時3分 更新:12月18日 20時31分
河村たかし名古屋市長の辞職に伴い、11年2月6日に実施される見通しの出直し市長選に民主党県連が擁立予定だった石田芳弘・同党衆院議員(65)=愛知6区=が17日、県連に立候補辞退の意向を伝えた。県連側は立候補要請を続けているが、関係者によると、石田氏の意志は固いという。
河村市長との選挙戦に勝算を見いだせないと判断したとみられる。県連は石田氏の市長選擁立で、同日選となる知事選(11年2月6日投票)での票の掘り起こしを図る考えだっただけに、同氏の立候補辞退は知事選に影響する。石田氏は17日、名古屋市内で牧義夫県連代表や市議団幹部らと会談。石田氏は14日夜、県連幹部との会合で立候補の意向を伝えていた。【高橋恵子】