統一協会(統一教会)の新たなダミー施設が判明した。その名称は【S・L・A】、おそらく『杉並ライフアカデミー』の略であろう。統一協会杉並教会管轄のビデオセンターであり、JR荻窪駅から程近い青梅街道に面したテナントビルの5階と6階、最上階を2フロアも占めている(東京都杉並区上荻1-23-19小嶋東神ビル5F&6F)。
■被害者救出
記者は本日、本紙2011年2月12日既出記事『本紙記者ら、統一協会関係者(?)に通り魔殺人予告現場へ呼び出される 』で紹介した記者の盟友・悪質手相勧誘撲滅委員会の管理人・小林氏から連絡を受けた。小林氏は南阿佐ヶ谷にある統一協会のビデオセンター【阿佐ヶ谷文化フォーラム(ABF)】前で勧誘被害者の女性を救出、新たなビデオセンターの情報を掴み被害女性と現地に来ているとのことだった。記者も現場へ急行した。
テナントビルの前には小林氏と被害女性Oさんが記者を待ってくれていた。Oさんに被害の詳細を訊いた。
■「転換期の相」「家族に不幸が」「先祖の因縁」トーク、そして家系図作成へ
3~40代と思しきOさん、二人のお子さんを持つ母親だ。Oさんは先月1月26日新宿三丁目の交差点付近に於いて30代の女性から「額に転換期の相が出ています」と声を掛けられた。鑑定占い師を名乗るこの女性『A先生』は顔相や手相を鑑た上で「気になる相が出ている」と近くの喫茶店にOさんを誘う。仲間の鑑定士も合流し喫茶店に入ると姓名判断などが始まり先祖の話から「私たちにはどうすることもできない珍しい相だから有名な先生に鑑てもらった方がいい」などと子供についても不安を煽るようなことを言われたOさんは、後日S・L・Aに行くことを約束させられた。当日そのまま連れて行かないのは特商法違反逃れの策略と思われる。尚、3人分の喫茶店代は当然のようにOさんが支払わせられた。
明けて2月初め、S・L・Aに連れてこられ鑑定を受けたOさん、「お気持ちで」と3千円を支払わされた。鑑定の際、有名な先生(役の信者)から「今後もっと悪くなる。今、変わらないといけない」と言われ家系図を作るように迫られ、除籍謄本を取得する為の委任状を書かされた。その後数回S・L・Aに通ったOさん、家系図作成の際に先生(役の信者)は「家系図を見ていたら御先祖様が頭を垂れて歩いているのが見えた」と告げたという。
問題の家系図(下書き)
■危機一髪の救出
A先生から「もっと偉い先生に鑑定してもらいましょう、但しこの先生(の鑑定料)は安くないですよ」と言われ、本日ABFに連れていかれる途中で小林氏に救出された。
因みにこの『A先生』だが、記者と小林氏は以前から知っている勧誘員であり勿論鑑定士などではない。只の末端信者であり、鑑定士役・占いの先生役を演じているに過ぎない。
■S・L・Aへ
Oさん、小林氏とともにS・L・Aへ向かった。
5階・6階がS・L・A
EVは5階までしか停まらない
S・L・A入り口
ドアをノックする小林氏
記者の到着前にOさんと小林が訪ねた際は応答があったそうだが、全く応答は無く、インターフォンの電源も切られてしまった。
裏口へ回った。5階は鍵が掛かっていたが、6階は施錠されておらず訪ねてみたが無人だった。
S・L・A内部
EV側に戻り根気強くノックを続けると漸くドアが開いた。
壁には統一協会系販社の絵画?
個人情報書類の返却と被害金の返金を求めるOさんに対し「明日また一人で来てください」「今2千円しか手持ちがない、それを渡したら夕食の準備ができないじゃない!」などと誤魔化すNさん。頻繁に奥に引っ込み連絡を取っているようだった。
後日書留で書類と被害金を郵送するということになり、「その旨を一筆書いてください」と告げるOさんに対し、Nさんはメモ用紙を手にしておきながら何故か渋り出す。
■ABF青年信者の姿が
その時、顔見知りのABF青年信者が中から現れ玄関にあった自分の靴を持ちまた奥へ入っていった。再度
裏口へ回った。先程はなかった青年信者の靴が置いてあった。
■杉並教会幹部信者登場
再び5階EV側入り口へ戻った我々の前に、杉並教会幹部信者B氏がEVから現れた(B氏は「只の信者ですよ」と幹部であることを否定)。おそらくNさんからSOSが入ったのであろう、髪が乱れる程急いでやってきたと思われる。
このB氏、昨年末の吉祥寺で行われた統一協会関連団体による純潔ラリーの際、執拗に記者に対して取材妨害をした人物である(統一協会(統一教会) Pure Love デモ行進 in 秋葉原 & 吉祥寺 レポート )
「S・L・Aとは間接的な関係」と言うB氏、記者と小林氏を廃除に掛かる。一旦諦めたB氏は中で協議。
再び出てきたB氏はOさんと話し合いを続けるが、「次回一人で来たら返す」などと誠意のない発言を繰り返す。
その時別の壮婦(婦人部信者)が靴を取りに現れた。Nさん一人しかいないというには真っ赤な嘘であったことが裏付けられた。
中でB氏と話すOさんを待つ記者と小林氏、ドアが施錠されOさんが軟禁状態になる場面もあり、鍵を掛けないように要求した。
一旦交した一筆書くという約束も応じず「書類は御焚きあげした」などと誠意のない発言を繰り返すB氏に業を煮やし所轄の警視庁荻窪署に通報することにした。
■警察官と私服刑事登場
やってきた警察官に事情を説明、それでも散々「個人情報書類を返すとあの二人に悪用される」などと訳の分からないごね方を続けるB氏であったが漸く『後日、被害金と個人情報書類を書留で郵送する』ことについて一筆書くことに同意した。B氏と警察官一人を残し、一旦全員で一階へ降りた。私服の刑事数名も駆け付けた。
■約束は反古に?
降りてきたB氏が書いてきたメモには当初、「3000円と書類があれば〇/〇 〇:〇〇にSLAでお渡しいたします」とあり、先程の約束を反古にする内容であった。Oさんは「これではダメです」と呆れ果てながら粘り強く訂正させた。
『〇〇〇〇様 3000円と書類(家系図・除籍とう本の委任状・戸籍〃・身分証明書のコピー)を2011年2月23日までに、現金書留でご自宅へ郵送いたします。 2011.2.16 SLA非常勤 〇〇〇〇 ※書類はない場合もあります』
■果たして約束は守られるのか?
『※書類はない場合もあります』と書き加えたB氏、素直に約束を守り返却をするか疑問ではある。しかし、別れ際B氏から「エイトさん、さっきの約束の・・・」と言われ、記者は書留代としてB氏に600円を渡した。先程警察官の到着を待つ間、B氏と二人で話す時間があった。その際、今回の件について「書留の郵送代ぐらい出してあげるから」とOさんの求めに応じるよう諭した経緯があったためだ。記者から書留代600円を受け取るB氏を呆れ果てるように見るOさんの目が印象的だった。
記者が駆け付けたのが午後3時、S・L・Aを後にした時には18時半になっていた。
■まだ多くの潜在的被害者が・・・
窓に映るS・L・Aには人影があった。Oさんによると他にも大勢被害女性がいたとのこと、青年部信者もいたことから青年部・婦人部関係なく被害者が多数いると思われる。ファイン杉並・阿佐ヶ谷文化フォーラム(ABF)に続いて判明したS・L・A、今後も警戒が必要だ。
■騙す側のメンタリティー
今日、我々に応対した自称『お茶汲みの電話番』のNさんや自称『只の信者』B氏も元は好ましい人格であったであろうということを感じた。カルト団体に関わり思考の枠組みを変えられていく中で今日の様な『いい加減』言動に終始する人格に変えられていってしまったのであろうか?『カルトは人を歪ませる』と感じた一件であった。
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