秘密結社

タッ君　【その２】　　　　　　　　　【その１へ戻る 】　　　

荒らしへと変貌したタッ君は運営に対する挑発的な放送を続けた。
主に夜中～朝が彼の活動時間帯。「糞運営乙」のデスクトップ画像で
雑談しつつエロ画像なども頻繁に登場。BANされた回数は計測不能。
BANされて一定期間のアカウント停止になってもタッ君には関係無し。
すぐに新アカウントを取得。放送するためには有料のプレミアム会員に
なる必要があるが、タッ君はWEBマネーで購入していたため、
90日間（1680円）のプレミアム会員登録で、新アカウントを取得していた。

分かっているだけでもプレミアムで28アカウントが確認されている。

エロ・グロでのBANの他、勝手に他配信をミラー中継し、そこに視聴者が
「タッ君見てる～」「タッ君から来ました」などの弾幕を張るため、他放送が
荒れてしまうことになる。今ではよく見かける光景だが、当時は珍しかった。

カメラで配信する配信者を「アホ」と決め付け、カメラ配信をしている配信者の
顔画像を勝手にキャプチャし、それを画像編集する模様を放送。
そして、被害にあった配信者の放送に自分の放送アドレスを貼らせ、誘導する。

自分の顔画像が編集され、視聴者からは「ざまぁ」の弾幕が流れている
タッ君の放送に誘導された配信者はショックを受け、中には泣く者や、
ニコ生を引退するものもいた。他の配信を荒らすのではなく、自分の放送に
誘導するため、これでタッ君がBANされることは少なかった。
被害者は、かなりの数になる。

当時は枠数も50～70ほどと少なく、カメラ配信者も珍しい存在で、
中高生が配信しようものなら「ゆとり」弾幕が見られるような時期であった。

→つづく　【その３へ 】

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ニコニコ動画、ニコニコ生放送と関連するサイトに
ニコニコ大百科 がある。

ニコニコ関連の用語や動画、配信者情報などをユーザーが
自由に記述することができるサイト。

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ユーザー生放送の配信者一覧 （ニコニコ大百科）
　ユーザー生放送の配信者の一部の一覧表がある。
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ニコニコ生放送におけるNGワードの一覧表もある→　こちら

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タッ君　【その１】

ニコニコ生放送（ユーザー生放送）で伝説となりつつある配信者が
タッ君である。ニコニコ生放送初期の2008年12月下旬から配信を
開始し、2009年2月半ばに姿を消した。

当初は画像編集ソフトをいじりながらデスクトップを映しつつ雑談する
放送スタイルであったようだが、放送中にエロ画像が映ってしまい、
運営にBANされたのをキッカケに「運営に対する嫌がらせ」を繰り返す
配信者へと変貌したといわれる。

初期のユーザー生放送ではBANされること自体が珍しく、
「なぜオレだけが・・・」 「あの程度の画像でどうして・・・」という思いが
あったのかも知れない。

それからは「糞運営乙」と書かれたデスクトップの壁紙画面を映し、
雑談をしながら様々な荒らし行為と見られる配信を行うことになる。
彼の敵は「運営」であった。
運営に対する復讐のために、犠牲になった配信者も多い。

→　【その２】へ続く

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