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増え続ける生活保護受給者、無年金や失業者の増加が影響/横須賀市

2011年2月15日

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 横須賀市の生活保護受給者が増え続けている。2009年度は月平均の受給者が市民千人当たり10・17人と初めて2桁に達した。無年金などで低収入の高齢者に加え、景気低迷で職を失った人たちの増加が影響している。市の財政負担は膨らむ一方で、自立支援を担当するケースワーカーは対応に追われている。

 市生活福祉課によると、09年度の生活保護受給者は延べ5万1067人。前年度より10・7%と大幅に増え、1カ月平均で4255人となった。受給者のおよそ半分を占める高齢者の増加に加え、特にリーマン・ショック後の景気低迷が響いたようだ。

 各受給者への保護費支給や自立支援を担当するケースワーカーは40人いるが、今年1月の1人平均担当世帯数は国の標準数(80世帯)を7・7世帯上回り、過重な状況。

 同課は「今後を見越せば、5人程度の増員が必要だ」としている。

 同市の場合、生活保護費は75%が国費、25%は市費で賄っている。09年度は前年度より15%(約9800万円)多い75億3千万円を投じた。市の一般会計全体の5%を占め、今後もさらに増えるとみられている。

 同課の担当者は「就労を促す必要があるが、市内の雇用状況は厳しい。国民年金保険料の納付率低下などの影響もある」と話しており、制度の抜本的な見直しが課題といえそうだ。

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