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2011年2月15日(火) 19:30 |
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臓器移植医療、さらに普及啓発を
臓器移植医療を推進するための普及啓発や、病院側の体制について、医療機関の担当者らが話し合う会議が岡山市内で開かれました。
会議には、岡山県内の医療機関などからおよそ20人が出席しました。 冒頭で岡山県臓器バンクの折田薫三理事長が「臓器移植法改正から半年で全国で脳死ドナーは急増した。一方で心停止後の腎臓の提供は、年間90例以上あったものが昨年は81例にとどまっている」と指摘し、普及啓発を続ける重要性を訴えました。 今月5日、津山中央病院でくも膜下出血で入院していた40代女性が法的脳死と判定され、県内では改正法施行後初のドナーとなりました。 女性は健康保険証に臓器提供の意思を示していました。 しかし意思表示が明確でない場合は、病院側の的確な対応が求められます。 このほか会議では、脳死移植に対応するための病院側のマニュアルの改訂や、院内コーディネーター設置の必要性なども確認されました。
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