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【芸能・社会】小林幸子 台湾観光親善大使特別賞 台北で馬英九総統から表彰される2011年2月16日 紙面から
【台北=安崎和司】歌手の小林幸子(57)が観光親善大使を務めている台湾政府から「台湾観光親善大使特別賞」を贈られ15日、台北市内のホテルで行われた授賞式に出席した。観光誘致への功労を評価され、外国人としては初の受賞だ。現地での人気を見込まれて、任命され1年。馬英九総統(60)から手渡された盾を手に小林は「これからも日本と台湾の心の懸け橋として努力します」とあいさつ。今後は台湾やアジア全域に活動の場を広げていく考えも明かした。 授賞式は、市内の円山大飯店で開かれたイベント「台湾観光フェスタ2011」の中で行われ、政府関係者ら約500人が出席。100人近い現地のマスコミが取材した。 あいさつに立った馬総統は、昨年の海外からの観光客数が当初の予想を大きく上回る556万人を達成したことを報告。その上で、観光誘致にひと役買った小林の貢献度も高く評価した。 台湾では日本の演歌・歌謡曲がブームになっていて、現地でも放送されるNHK「紅白歌合戦」などが大人気。こうした背景や現地のラブコールに応え、小林は昨年1月に初めて台湾でコンサートを開催。大きな成功が政府観光局の目に留まり、終身観光親善大使として白羽の矢が立った。 「日本演歌の巨星」として紹介され大きな拍手の中、和服姿で壇上に立った小林は「素晴らしい式典にお招きいただき感謝します。謝謝(ありがとう)」と感激の思いを言葉にした。初対面した馬総統には、小林から一昨年の紅白で披露した“メガ幸子”の衣装をモチーフにした紙の立体アートが贈られた。 台湾では、海の女神として信仰されている「媽祖(マーズー)」が、万葉集の時代の貴婦人をイメージして制作された“メガ幸子”の姿にそっくりと評判に。今回の滞在でも道行く人たちが手を合わせ小林を拝む、といった光景も見られた。 式典を終え小林は「日本や台湾の方が喜んでくれたり、心が温かくなっていただけることはこれからもどんどんやっていきたい」と意気込んだ。 今年1月には日本の農林水産省から「お米大使」にも任命され、歌以外での活動にも積極的に取り組んでいる。「人のためになることをやりたくて。日本、台湾そして中国やベトナム…。小林幸子ができることをアジアや世界に広げていこうと思います」と“世界の女神”への飛躍を誓った。 ◆「かわいい」地元アイドルとCM共演台北では現地の航空会社エバー航空の機内用観光CMの撮影にも出演した。4月から機内でオンエアされる予定のCMで、現地の人気アイドルグループ飛輪海のJIRO(29)と共演。縁結びで知られる神社などでロケが行われた。「今度は小林さんのステージを見て勉強したい」とJIRO。小林は「初対面でしたが、とってもかわいらしくて感激」と喜んでいた。 PR情報
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