2011年 2月 15日 瀬戸中央道で死亡事故 △▼ 岡山香川では１５日路面の凍結によるスリップ事故が相次ぎました。倉敷市の瀬戸中央道では事故処理をしていた道路作業員がスリップした車にはねられ、死亡しました。１５日午前７時ごろ倉敷市福江の瀬戸中央道上り線で事故処理をしていた道路管理会社の作業員西森周二さん（５０）が後ろからきたライトバンにはねられて死亡し、別の男性作業員も軽いケガをしました。警察はライトバンを運転していた丸亀市の会社員兼井雅章容疑者（４３）を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕し、容疑を過失致死に切り替えて調べています。警察によりますと事故当時、路面は凍結していて兼井容疑者は作業車を避けようとしてスリップしたと話しているということです。この事故の影響で瀬戸中央道は児島ＩＣと水島ＩＣの間の上り線が約７時間半に渡って通行止めとなりました。雪の影響などで岡山県内では路面の凍結によるスリップ事故が２７０件発生しています。また、香川県内でも雪が原因と見られる事故が６５件発生しています。 岡山県新年度当初予算案まとまる ▲▼ 岡山県の新年度当初予算案がまとまりました。総額・一般会計ともに前の年度を下回っています。（石井知事）「・・・・・」岡山県の新年度当初予算案の総額は９３３１億円。一般会計は前の年度に比べ０．７％マイナスの６６０２億円で、ともに前の年度を下回りました。社会保障費が増え、地方交付税が減る一方、税収の増加や独自の給与カットの効果などで収支は石井知事が就任して初めて６億円のプラスとなりました。主な事業では、メガソーラーの誘致など新エネルギーの普及拡大に３億円、中山間地域の活力創出支援事業に６億円などとなっています。また経済・雇用対策は総額で８６４億円を計上しています。この新年度当初予算案は２月定例県議会に提案されます。 経済雇用対策で８８００人の雇用創出 ▲▼ 一方、岡山県は当初予算案に計上した８６４億円の経済・雇用対策で約８８００人の雇用創出効果が生まれることを明らかにしました。１５日開かれた緊急経済・雇用対策本部会議で明らかにしたものです。経済・雇用対策として当初予算案で計上した８６４億円のうち５５億４０００万円を緊急雇用創出事業として介護、医療など成長分野における雇用機会の創出などにあてます。また、厳しい雇用情勢が続く中、おかやま若者就職支援センターのカウンセリングの強化や合同就職面接会の開催などに６１０８万円をあてます。県によりますとこれらの経済、雇用対策で約８８００人の雇用創出効果が生まれるということです。岡山県内の１２月末現在の有効求人倍率は０．７４倍と、依然厳しい状況が続いています。 カマタマーレ讃岐Ｊリーグ準加盟決定 ▲▼ サッカー、カマタマーレ讃岐のＪリーグへの準加盟が認められました。香川初のＪリーグチーム誕生に向け大きな一歩となりました。カマタマーレ讃岐のＪリーグ準加盟は１５日東京で開かれたＪリーグの理事会で承認されました。サッカーチームがＪリーグに昇格するには準加盟が必要でカマタマーレ讃岐は去年１２月に申請、先月にはＪリーグの視察団が香川を訪れ、ホームスタジアムに予定されている丸亀競技場の設備や行政の支援などについて審査していました。今シーズンからＪＦＬに参戦するカマタマーレ讃岐。ＪＦＬで４位以内に入り、さらに平均入場者数３０００人以上などＪリーグが定める審査基準をクリアすれば悲願のＪリーグ入りが実現します。 ガイナーズ必勝祈願 ▲▽ 野球の四国アイランドリーグプラスの香川オリーブガイナーズがシーズン開幕を前に高松市の神社で必勝祈願を行いました。高松市の田村神社で行われた必勝祈願には西田監督や選手など約３０人が参加。４月に開幕するシーズンに向けてリーグ連覇を祈願し、決意を新たにしました。ガイナーズは去年２年ぶりのリーグ総合優勝を果たすとともに独立リーグ日本一を成し遂げました。優勝した去年と違い、今年は選手の約半分が新加入選手で若いチームに生まれ変わりますが選手たちはさらなる飛躍を誓っていました。ガイナーズは来月１日にキャンプインし、開幕に備えることにしています。