経済・IT【ドラマ・企業攻防】中韓家電が“侵攻” ブランド“信仰”心変わり+(1/3ページ)(2011.2.13 12:00

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【ドラマ・企業攻防】
中韓家電が“侵攻” ブランド“信仰”心変わり

2011.2.13 12:00 (1/3ページ)
韓国サムスン電子製のスマートフォン「ギャラクシーS」

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韓国サムスン電子製のスマートフォン「ギャラクシーS」

 日本の家電市場に海外メーカーが“侵攻”している。サムスン電子、LG電子の韓国2大メーカーがスマートフォン(高機能携帯電話)や液晶テレビで攻勢をかけるほか、中国のハイアールは低価格帯の白物家電を本格展開。欧米勢のデザイン性の高い家電も人気だ。“ブランド信仰”で、迷わず日本メーカーの製品を選んできた日本の消費者の心も揺れている。

海外市場で圧倒

 世界の家電市場を韓国・中国メーカーがリードするのは統計をみれば一目瞭然だ。昨年の薄型テレビの世界シェア(市場占有率)は1位がサムスン、2位がLG。特にアジア、中東では日本企業を圧倒する。

 一方、白物家電の“世界王者”は中国最大手のハイアールだ。英調査会社、ユーロモニター・インターナショナルがまとめた昨年の主要な白物家電のメーカー別シェアで2年連続1位を獲得した。

 だが、この3社をもってしても突き破ることのできなかったのが日本市場の壁だ。日本の消費者はブランドイメージや知名度を重んじるうえ、メーカー間の競争も世界一激しい。各社とも過去に撤退や事業の伸び悩みなどの憂き目にあってきた。

 今、その風向きが代わろうとしている。その代表がサムスン電子のスマートフォン「ギャラクシーS」だ。昨年6月の販売から7カ月足らずで世界販売台数1000万台を突破。日本のスマートフォン市場でもサムスンはシャープ、アップルと並ぶ首位グループに食い込んだ。

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韓国サムスン電子製のスマートフォン「ギャラクシーS」
デザイン性で目をひく海外メーカーの製品=東京都千代田区のビックカメラ有楽町店本館

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