経済・ITJR大阪駅の北ビルに保育施設 5月にオープン2011.2.7 21:33

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JR大阪駅の北ビルに保育施設 5月にオープン

2011.2.7 21:33

 JR大阪駅(大阪市北区)の北側に5月4日開業する駅ビル「ノースゲートビルディング」で、JR西日本が設ける保育施設が近く申し込みの受け付けを始める。月ぎめ保育と一時保育の両方を行うが、駅周辺に百貨店などの商業施設が多いことから一時保育が主体になるとみられる。JR西は兵庫県内を中心に駅で保育施設を併設しているが、ターミナル駅ではこれが初めてという。

 JR西の子会社、ジェイアール西日本交通サービス(兵庫県尼崎市)が運営する認可外の保育施設「JR大阪キッズルーム」で、ノースゲートビル11階に置く。営業開始はビル開業日と同じ5月4日にする見通しで、営業時間は午前8時~午後9時半。施設面積は約140平方メートルで、月ぎめと一時保育を合わせて30人程度を受け入れる予定だ。

 保育対象は、生後2カ月から小学2年生程度まで。保育料金は、月ぎめが子どもの年齢によって異なるが最低3万2000円、一時保育は曜日や時間帯によって異なり、最低1080円で検討。すでに保育士の採用活動を始めているという。

 JR西は兵庫県内を中心に6カ所の駅で保育施設を展開。いずれも大阪駅まで電車で1時間以内で行けるうえに改札口近くに施設があることから、大阪方面への通勤客による月ぎめ利用が多いという。ノースゲートビルには百貨店や専門店街、シネマコンプレックス(複合映画館)が入居することから「従来と違うスタイルのものがあっても良い」(同社幹部)として、これらの利用客をターゲットに一時保育に力を入れる。

 また、同社は平成25年3月期を最終年度とする中期経営計画で、大阪-姫路間や長浜-京都間の駅構内か周辺に認可保育所の誘致も検討。沿線の価値向上とともに、子育て世代の鉄道利用拡大につなげる考えだ。

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