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“日米の共同訓練 意義ある”

2月15日 13時52分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

アメリカ西海岸で行われている、離島の防衛などを想定した日米共同訓練で、アメリカ海兵隊の参加部隊の指揮官がNHKのインタビューに応じ、「東アジア地域が不安定化するなか、日米の部隊が訓練を行うことは大変意義のあることだ」と、日米の防衛協力の重要性を強調しました。

陸上自衛隊とアメリカ海兵隊は、アメリカ西海岸で、離島の防衛などを想定した日米共同訓練を、現地時間の9日から1か月の日程で行っています。この訓練に参加しているアメリカ海兵隊の部隊の指揮官、マイケル・ハドソン大佐が、NHKのインタビューに応じました。この中で、ハドソン大佐は「自衛隊は作戦の立案能力がとても高く、一緒に訓練を行うことでわれわれが学ぶことも多い。お互いを知ることによって、有事の際に両国の部隊が即時に対応することができる」と述べました。そのうえで、「東アジア地域が不安定化するなか、日米の両部隊が国旗を並べて訓練を行うことは、大変意義のあることだ」と述べ、日米の防衛協力の重要性を強調しました。一方、今回の訓練で、陸上自衛隊の指揮官を務める西部方面普通科連隊の黒澤晃連隊長もインタビューに応じ、「島国である日本で、離島の防衛は重要なものと認識している。経験豊かな海兵隊との訓練を通じて能力向上に努めていきたい」と述べました。