鳥取

　県議会が１４日開会し、平井伸治知事は３２２３億円の１１年度一般会計当初予算案▽７８億円の１０年度一般会計補正予算案▽暴力団排除条例案▽青少年健全育成条例改正案など７４議案を提出した。

　暴力団排除条例案は、暴力団排除に関する基本理念を定め、県民の責務を明記した。学校や図書館などの２００メートル以内での暴力団事務所の設置を禁止し、祭りなどの主催者が暴力団を利用することを禁じている。

　青少年健全育成条例改正案は、携帯電話から有害サイトへの接続を遮断するフィルタリングサービスを利用しない場合、保護者に理由書提出を義務づけ、保護者らが青少年を深夜に外出させないよう努めるとの規定を盛り込んだ。【遠藤浩二】