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[地方]ニュース
落選キャラがネットで人気に 海老名市の「えびなさん」
神奈川県海老名市が公募していた市のイメージキャラクターが、「えび~にゃ」に決定した。エビや特産品のイチゴなどをモチーフにデザインされたかわいいキャラクターで、市のPRに活用される。一方で、候補に挙がったものの落選した「えびなさん」が、味のある風貌(ふうぼう)からインターネットのミニブログ「ツイッター」などで話題となるなど人気となっている。
市によると、公募キャラには全国から647作品の応募があった。その中からまず、市美術協会会員らでつくる選考委員会が10作品に絞り込み、次に市内小学生らが人気投票を実施して選考したという。結果は大阪市の30代女性、ペンネームLaLaさんの「えび~にゃ」が、1930票を獲得してトップに輝いた。
「海老名」から名付けられた「えび~にゃ」はエビとイチゴ、ネコの融合体で、市の花であるサツキを手に持ち、明るく元気よくジャンプする姿には、市のさらなる発展や飛躍が表現されている。さまざまな印刷物やグッズに使われるほか、着ぐるみでイベントに参加するなど、PRに活躍することになる。
落選した「えびなさん」は、おじさんとエビを融合したような容姿。1次選考に残り、市内の小学生の人気投票では778票と5位につけ、健闘はしたものの敗れた。市の結果発表で、候補となった作品もネット公開されると、その見掛けが話題となった。
「えびなさん」の画像が今月11日に投稿されたツイッターのページへのアクセスは、すでに5万を超えた。市観光協会のツイッターに引用された他のツイッターユーザーの発言には、「絶対えびなさんもサブキャラで使うべき」「『えびなさん』もいいなぁ」など、「えびなさん」の姿に魅せられた人の声も。
市観光協会は「海老名の話題として盛り上がり、うれしい」としている。市によると、「えびなさん」を含む落選作品の活用は、特に予定していないという。
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