中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

巨人・沢村、気分上々で15日紅白戦へ バレンタインチョコ、人生最多で

2011年2月15日 紙面から

 巨人のドラフト1位、沢村拓一投手(22)=中大=がプロ初実戦となる15日の紅白戦に“気分アゲアゲ”で臨む。宮崎キャンプ休日の14日、チョコレートが殺到し“人生最高のモテ期”が到来したことを告白した。

 予告なしの休日返上トレ。それでも、藤井とともに宮崎県総合運動公園の室内練習場「木の花ドーム」に姿を見せた沢村をファンは待っていた。帰り際、チョコの入った紙袋を抱えると、思わず表情が緩んだ。

 「今年はたくさんいただきました。これまでのバレンタインデーは良い思い出がなかったんですけど…」。プレゼント数については「分かりません」と明かさなかったものの、「人生最多? そうですね」とニッコリ。“巨人ドラフト1位”の看板は、沢村の人生を変えるほど威力があった。

 もちろん、投手としての評価も“アゲアゲ”だ。中日・筒井スコアラーが「マー君(楽天・田中)級」と評した直球。川口投手総合コーチが「松坂以上」と絶賛したスライダー。1月には新人合同自主トレを視察した前ヘッドコーチの伊原編成本部シニアアドバイザーがガッチリした臀部(でんぶ)に「野茂級」と驚嘆したこともあった。

 15日の紅白戦は先発で2イニングに登板予定。この日は「少しでも体を動かしたかった」とキャッチボールなどで約1時間半の最終調整をした。

 プロがチョコのように甘くないことは分かっている。「1軍に残れるように必死にやるだけですから。(先発ローテ争いに)勝てるように頑張ります」と猛アピールを予告。最速157キロの剛腕が、いよいよベールを脱ぐ。 

  (井上学)

 

この記事を印刷する

PR情報

Ads by Yahoo!リスティング広告



おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ