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もう「産休」に入っちゃた野田聖子センセイ

【政治・経済】

2010年11月9日 掲載

アレッ!?出産予定は来年2月なのに…

●超がつく高齢出産とはいえ休みの間も歳費は満額支給
 米国で提供された第三者の卵子を体外受精し、妊娠した野田聖子衆院議員(50)が、早々と「産休」に入った。先月27日、衆院議長に国会の欠席届を提出したのだ。
 野田は今年8月に妊娠を報告した週刊新潮の手記で、出産予定日を「来年2月」と明かしていた。出産までは少なく見積もっても、あと3カ月あまり。民間の感覚だと、産休に入るには、ちょっと早過ぎないか。
「医者に『(出産に向けて)安静にしているように』と指示され、欠席することにしました。50歳を迎えての高齢出産も影響していると思います。来年1月からの通常国会も欠席するかどうかは、その時に再び判断します」(野田聖子事務所)
 この調子だと、小渕優子衆院議員が第1子出産時に記録した「98日間」という議員の最長産休日数を更新することは間違いない。
 長年の不妊治療の末に、ようやく授かった命だ。母親として大事に産みたいという野田の気持ちも分からなくはない。問題は、野田が安静にしている間も、月額129万7000円の議員歳費や、月額100万円の文書通信交通滞在費など、議員特権の数々が満額支給されることだ。
「民間で働く女性の場合、労基法が定めた産休の期間は出産予定日前の6週間と産後8週間のみ。産休中は無給という企業も多い。無給の場合は勤務先の健康保険から『出産手当金』が支払われますが、それだって給与の3分の2が上限です」(民間の労務管理関係者)
 ちなみに、議員の最短産休期間は橋本聖子の3日間。前出の小渕だって少子化担当相時代に第2子を授かった時は、出産ギリギリまで大臣の仕事をこなしていた。野党に転落して、よっぽどヒマなのだろう。野田の長過ぎる産休は、自民凋落(ちょうらく)の象徴でもある。
~2010年11月9日以前の記事~

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