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現金入り封筒:民家敷地に1千万、隣家では150万 都内

 東京都瑞穂町箱根ケ崎の住宅敷地内に12日、現金約1000万円が入った封筒があるのを家人の無職の女性(22)が発見し、110番していたことが警視庁福生署への取材で分かった。5日には隣家の駐車場の車の上で150万円が見つかっていた。福生署はいずれも拾得物として保管するとともに、何者かが置いたとみて持ち主を捜している。

 福生署によると、現金入りの封筒は12日午前8時45分ごろ、住宅敷地内の貯水タンクの脇の地面に落ちていた。1万円札ばかり計988万円が茶封筒5通に小分けにされ、ビニール袋にまとめて入れられていた。封筒には何も書かれていなかった。

 女性は「心当たりはない。たまたま見つけたのでびっくりした」と話しているという。 この住宅の隣家の男性会社員(73)方では5日朝、駐車場に止めた乗用車のボンネットの上に計150万円が入った茶封筒が置かれているのが見つかっていた。100万円入りの封筒に気付いた男性が自宅で110番して車に戻ると、今度は50万円入りの封筒が置かれていた。

 遺失物法では、3カ月たっても持ち主が見つからない拾得物は、発見者の所有とすることが定められている。【山本太一、浅野翔太郎】

毎日新聞 2011年2月14日 18時09分

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