- [PR]
[事件]ニュース
【大相撲野球賭博】9人を書類送検へ 安田被告も賭客に
2011.2.15 02:00
(1/2ページ)
大相撲の野球賭博事件で、元琴光喜(元大関)への恐喝未遂で逮捕、起訴された指定暴力団山口組系組幹部、安田善彦被告(46)が、古市貞秀容疑者(34)=賭博開帳図利容疑で逮捕=を胴元とする野球賭博に参加していたことが14日、関係者への取材で分かった。警視庁組織犯罪対策3課は一両日中にも、古市容疑者と阿武松(おうのまつ)部屋の元力士、山本俊作容疑者(35)=賭博開帳図利幇助(ほうじょ)容疑で逮捕=を通じて野球賭博に参加していたとして、安田被告や十両力士(27)ら計9人を賭博容疑で書類送検する方針。
一連の野球賭博事件の発端となった元琴光喜や元大嶽親方(元関脇)は今回、書類送検される9人に含まれていない。同課は9人以外の力士ら賭客についても引き続き立件の可否を検討。また、山本容疑者らのメール復元で明らかになった相撲賭博疑惑についても実態解明を進める。
安田被告ら4人は平成22年5月15日のプロ野球6試合を対象とした賭博で、古市容疑者の母、米子容疑者(63)=賭博開帳図利容疑で逮捕=に計二十数万円を渡した疑い。ほか6人は21年4月17日~5月25日の41試合を対象とした賭博で、薮下哲也容疑者(29)=同=に賭け金計108万円を渡し、それぞれ賭博に参加した疑いが持たれている。9人のうち1人は双方のルートに重複して賭博をしていた。
このニュースの写真
関連ニュース
- [PR]
- [PR]