国際中国が南シナ海に「主権の碑」 周辺国の反発は必至2011.2.14 19:59

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中国が南シナ海に「主権の碑」 周辺国の反発は必至

2011.2.14 19:59

 14日付の中国紙、法制日報によると、中国国家海洋局は南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島の南方に「主権の碑」を設置したと明らかにした。南沙諸島の領有権を主張するマレーシアなど周辺国が反発するのは必至だ。

 主権の碑は昨年、ボルネオ島に近い海域にあるサンゴ礁群で中国が領土の最南端と主張する地点に設置。中国は南シナ海のほぼ全海域を自国の権益と見なしており、同局は碑の設置で「南シナ海の中国の主権を示した」としている。

 中国は南シナ海のほか、尖閣諸島周辺を含む東シナ海などに監視船や監視専用の航空機を派遣して活動を活発化。同局は「昨年は領有権を主張する全海域で活動を行った」と強調している。(共同)

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