(cache) 名古屋市長に河村氏初当選 民主、大型選連敗ストップ - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 名古屋市長に河村氏初当選 民主、大型選連敗ストップ


     名古屋市長選で当選を確実にし、支持者とともに万歳する河村たかし氏=26日夜、名古屋市東区

     任期満了に伴う名古屋市長選は26日投票、即日開票の結果、無所属新人の前衆院議員河村たかし氏(60)=民主推薦=が、自民、公明両党の県組織が支持する元中部経済産業局長細川昌彦氏(54)、愛知県商工団体連合会長太田義郎氏(65)=共産推薦=ら無所属新人3人を大差で破り、初当選を果たした。投票率は50・54%で、前回を23・04ポイント上回った。

     事実上の「与野党対決」の構図。西松建設の巨額献金事件で民主党の小沢一郎代表の公設第1秘書が起訴された後、大型地方選挙の千葉、秋田両県知事選で続いた民主党系候補の連敗はストップ。小沢氏の進退問題はひとまず沈静化しそうだ。政府、与党は内閣支持率や党勢の回復傾向に水を差された格好となった。

     河村氏は同日夜、事務所前で「減税で“庶民革命”をするという訴えが支持を受けた。絶対にやる」と力強く語った。

     河村氏はテレビ出演などによる高い知名度を生かし、衆院議員で5回連続当選した市中心部の地盤から全域に支持を拡大。市民税減税などの公約に党市議らの一部が反発、連合愛知も推薦を見送ったが、民主党支持層の大半を固め、自民党支持層の一部も切り崩した。

      【共同通信】