ハミ出し東スポ

最新の記事 一覧

紙面に掲載しきれなかった特ネタ満載!あの人気企画&特集、WEB独自のネタも出しちゃいます。

女子アナが言えなかった市橋逃亡先

2011年02月13日
エンタメ

関連キーワード :事件女子アナ

 英国人女性リンゼイ・アン・ホーカーさん(22=当時)殺害事件で、市橋達也被告(32)が2年7か月にわたる逃亡生活を記した手記が意外な場所で波紋を呼んでいる。「逮捕されるまで 空白の2年7カ月の記録」(幻冬舎)で市橋被告は那覇市内の某公園で寝泊まりしていたことを明かしているが、その公園名が女性器まんまのネーミングだったのだ。これには現地のリポート受け、足取りを紹介する人気女子アナも赤面するばかり…。テレビ各局は“自主規制”するしかなかったという。

 今夏予定されている初公判を前に、市橋被告が発表した手記の内容は想像を絶するものだった。
 2007年3月、市橋被告は千葉県市川市内で英会話講師のリンゼイさんを殺害し逃亡。以後、09年11月に逮捕されるまでの2年7か月間、警察の捜査を逃れるために自ら下唇をハサミで切り落とす“整形手術”を行ったり、沖縄の離島で時には毒ヘビも食すほどのサバイバル生活を送っていたことを明かした。
 同書の出版にリンゼイさんの親族は不快感をあらわにしているが、各局ワイドショーでは市橋被告の足取りをたどる特集が組まれた。
 そんななか、ある“赤面事件”が勃発した。同書のなかで市橋被告は那覇市内の公園を“定宿”として利用していたことを明かしているが、その公園の正式名称が「漫湖公園」だったのだ。誰もが女性のアレを連想してしまうだろう。
 漫湖は1999年に湿地の生態系を守る目的で制定されたラムサール条約にも登録されている国際的な“名所”。
 那覇市中心部から近く、隣接する漫湖公園では子供たちの楽しく遊ぶ姿が確認できる。
 しかし、名前が名前だけにテレビ各局は扱いに頭を悩ませた。一連の報道で先行していたテレビ朝日は朝の情報番組「スーパーモーニング」で市橋被告の足取りを詳細に報じたが、漫湖公園のことは「那覇市内の公園」とオブラートに包まれた。
 同様にフジテレビの「とくダネ!」をはじめ、関東の情報・ワイドショー番組も公園名には一切触れなかった。
 テレビ関係者は「本来、公園名もちゃんと伝えるべきなのですが、名前が名前だけに、白熱した議論が繰り広げられましたよ(笑い)。結局、そのワードは視聴者に誤解を与えるし、場合によっては女性アナウンサーがその言葉の含まれるニュース原稿を読むこともあり得たため、自主規制することになりました」と明かす。「スパモニ」の赤江珠緒アナ(36)や「とくダネ」の中野美奈子アナ(31)も事前の会議で公園名について聞かされ、赤面したことだろう。
 その一方で、現地沖縄では日常的に女性リポーターが紹介している。これは沖縄では女性器を表す呼称、方言が違うためだ。
 市橋被告の手記は違う意味でも衝撃をもたらしたようだ。

この記事をブックマークする Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに追加 Buzzurlにブックマーク livedoorクリップに投稿 newsingに投稿 Choixにブックマーク イザ!にブックマーク twitterでつぶやく

一覧を見る

このページのトップへ