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スタックアンドティルト(Stack&Tilt)打法でのボール位置!

2011年02月14日(月)
スタックアンドティルト(Stack&Tilt)のスイングは両足の中心を回転軸として、クラブを真円軌道で振るイメージです。

そして、クラブヘッドの最下点が「インパクトポイント」になるようにスイングします。
ここでの「インパクトポイント」とは実際にボールを打つ点ではなくて、イメージ上の打点です。
スタックアンドティルト(Stack&Tilt)のDVDでは、「Point of Tangency」として解説しています。

基本的に「インパクトポイント」前にボールがあれば、ドローボール、後にボールを打てばフェードボールになります。
ボール位置とフェイスの向きには個人差がありますから、基本的なイメージを図解しますので、自分にあったボール位置を見つけて下さい。
また、腰のスライドを大きくすると、ボール位置は左足よりになっていきます。

■アイアンショットのボール位置

グリーンのラインがセンター軸です。
ピンクが「インパクトポイント」です。
ボール位置が左はフェード、
中がストレート、
右がドローです。

■ドライバーやティーアップしたロングアイアン等

グリーンのラインがセンター軸です。
ピンクが「インパクトポイント」です。
ティーアップしている分ボール位置は左足よりにずれます。
ボール位置が左はフェード、
中がストレート、
右がドローです。

ボールの位置が変わっても、ボール位置に合わせてスイング軸を変えてはいけません。
あくまでも、センター軸を守って真円軌道でクラブを振ることです。
そして、クラブヘッドが円軌道をなぞる間に、ボールがあるイメージです。
力点は「インパクトポイント」で作ります。

ドライバーショットに関する過去の記事

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スタックアンドティルト(Stack&Tilt)の方向性は左手の甲で作る!(A flat left wrist)

2011年02月08日(火)
前回の記事でインパクトゾーンを長くしても、ボールの方向性には無関係である!と書きましたが、では方向性はどうやって作るのでしょうか?

基本的には、右手の角度で作る「フライングウエッジ」で方向性を作りますが、トップとインパクトでは少し角度が変わってしまいます。
また、強いボールを打とうとすると、どうしても右手首を押し込んでしまうので、「ヒッカケ」たりしてしまいます。

特に、ロングアイアンやドライバーなどでは、この傾向が強くなります。

そこで、重要なのが左手の甲です。

ボールはクラブとコンタクト(接触)したときのフェイスの向きにボールが飛び出しますから、左手の甲を平らにしてクラブフェイスと一体化させてボールの打ち出し方向をコントロールするのです。

Yanaが最初にスタックアンドティルト(Stack&Tilt)をヤフーUSAで検索したときに、表示された、George W. Pasdirtz氏のサイトにこの「左手の甲を平らにする」ことが書いてありました。
→サイトを見る
→左手甲の参考写真リンク

左・上下は2010年4月です。スタックアンドティルト(Stack&Tilt)に取り組んで間もない頃、左手は甲側に折れ曲がっています。
右・上下は2011年2月で、ドライバーの飛距離がアップしてきたので、方向性を重要視するために、左手の甲を平らにしてみました。

今は、以前の記事で紹介した「にゃん手」の左手でトップを作り、インパクトで左手の甲を平らにして方向性を出す練習をしています。「にゃん手」の記事

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ショートアイアンをオープンフェイスのハイドローボールで打とう!

2011年02月02日(水)
今年もPGAが開幕しました。タイガーウッズ(Tiger Woods)はニュースイングに取り組んでいるようです。
後方からのカメラアングルで、アドレスで右足が伸びているのが判ります。
このアドレスから、右足から左足への体重移動は殆どないと思います。
スタックアンドティルト(Stack&Tilt)の要素をかなり取り入れているのではないでしょうか?

ところで、PGAと日本ツアーのテレビ中継を見ていていつも思うのが、ショートアイアンの玉筋の違いです。

PGAの選手の多くはショートアイアンでもドローボールで攻めてきます。グリーン奥のテレビカメラから見て、ピンの左側に落ちて、ピンに向かいます。打った選手からすれば、ピン右からハイドローボールでピンハイに落として左バックスピンピンに寄らす感じです。見ていて惚れ惚れする玉筋です。

これに対して日本ツアーでは真っ直ぐのバックスピンかフェードのバックスピンが多いと思います。
フェード系のバックスピンはアマチュアでも出来そうな気がします。

しかし、ドローボールのバックスピンは中々イメージが沸かないでしょう。
そうです!クラブをインサイドアウトに振るドローではバックスピンが利かないのです。

スタックアンドティルト(Stack&Tilt)打法なら欧米プロのようにハイドローボールのバックスピンが打てるのです。
アマチュアの場合は強力なバックスピンは無理ですが、ボールが落ちてから左手前に少し戻るくらいなら出来ます。

それでも十分「カッコいい」球筋です。

左図は「フェイスを被せてクラブをインサイドアウトに振る」典型的なドロー(フック)打ちです。

●アドレスは少しクローズ・スタンスです。
●ボールの位置はセンターより前です。
クラブ軌道はインサイドアウトです。
@のフェイスの向きは目標方向に対してスクエアです。
Aのクラブ軌道に対するフェイスの向きはクローズ(閉じてる)です。
従って、トップスピン系のボールになりランが出てしまいます。

右図はスタックアンドティルト(Stack&Tilt)です。
●アドレスはスクエアです。
●ボールの位置はセンターより後です。
クラブ軌道はインサイドインです。
@でクラブフェイスは目標方向に対して、オープン(開いてる)です。
ボールはフェイスの向きに直角に飛び出しますから、目標方向に対して右に打ち出します。さらに、オープンフェイスの分高く打ち出します。
Aでクラブフェイスはクラブ軌道に対して、クローズ(閉じている)なのでドロー回転になります。
ボールの下をクラブフェイスが打ち抜いていくので、バックスピンが利いたドローボールになります。

Yanaさん間違ってるよ、「このフェイスの向きとボールの位置じゃ、スライスショットしかでないよ!」と思われているのでしょうか?
でも、Yanaはスタックアンドティルト(Stack&Tilt)のDVDでの解説通り(右図のイメージ)でハイドローを打っています。

スタックアンドティルト(Stack&Tilt)打法では、センター軸を守ってインサイドインの円軌道でクラブを振ります。ショートアイアンではボールの位置が少し後方、クラブが長くなるにつれて、ボールの位置も前方に来ます。ドライバーでは左踵よりになります。クラブが長くなると腰のスライドも大きくなるので、ボール位置は前方になっていくのです。

インパクトポイントが常にボールの先(目標方向)なので基本的なショットがドローボールになります。ですから、ショートアイアンでも、正確なドローボールが打てるのです。

スタックアンドティルト(Stack&Tilt)打法でフェードボールを打つのは、クラブのインサイドイン軌道をアウトサイドインに使うのです。詳しくは別の記事で書きます。

ボールとクラブフェイスの関係は参考サイト「新飛球法則」
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フライングウエッジとハンドファーストでの「勘違い」しやすいポイント!

2011年01月25日(火)
スタックアンドティルト(Stack&Tilt)打法で重要視しているのが、フライングウエッジ(右手首の角度の保持)です。これは腕とクラブの一体感を作り出す上でとても大事な要素です。

日本式で言うと「ハンドファースト」なのかもしれませんが、ハンドファーストはアドレスで意識はしても、スイング中は意識しないでしょう。また、ゴルフレッスン書などで「インパクトはハンドファーストにする」などと教えていたりもします。

アドレスでの形は全く一緒です。ただ、意識として大きく違うのが、
ハンドファースト・・・・手をクラブヘッドより前方に出す
フライングウエッジ・・・ハンドファーストの右手首の角度を保持する

この「右手首の角度を保持する」と言うのが大事なのです。
フルショットの場合は角度を保持しようとしても、必ず少しは角度が大きくなったり小さくなったりします。
いわゆる「ヘッドを利かす」動きによるものですが、アプローチの場合は右手首の角度を保持しやすいので安定したクラブコントロールが可能になります。

下にフライングウエッジとハンドファーストでの「勘違い」しやすいポイントを示します。

アドレス〜インパクトまでは同じです。

写真左がハンドファーストで正しいフォロー、写真右は右手首を使った打ち方に見えます。しかし、写真右が正しい打ち方です。

写真左は、一見よさそうですが、グリップエンドが流れたフォローです。(フォローでも自分から見てハンドファーストに見えてしまう)
クラブヘッドより手が前に出ているので手のローテーションが出来ていません。
フェイスも開いたままですので、スピンの利いたショットは望めず、サイドスピンのスライスかトップ、または地面にリーディングエッジが刺さる「ザックリ」になったりします。

写真右はフライングウエッジで、クラブヘッドは手より先行したように見えます。
しかし、フェイスはスクエアで右手首の角度を保持したまま、手がローテーションするので、フォローでは自分から見て腕とシャフトが一直線に見えます。
いい替えれば、地面に対してハンドファーストになっている感じです。

写真左でハンドファーストのままフォローを出そうとすると、グリップエンドが前方に流れてしまいます。
(この打ち方もありますが、クラブフェイスの絶妙なコントロールを重要視したもので、通常のアプローチショットではありません)
写真中と右はハンドファーストのまま打った特徴的なフォローです。このような形ではナイスショットは望めません。

フライングウエッジを意識したフォローはグリップエンドがおへそを指します。左手が下、右手が上にローテーションしているので直線に見えます。プロのショットを参考にするときは、この位置をよく確認して下さい。そうでないと、腕とシャフトを直線にするために、右手首を伸ばしてしまいがちです。

右拡大写真のように、右手首の角度が保持できていなければいけません。

Yanaもフライングウエッジを知るまでは、手のローテーションが完全ではありませんでした。
トーナメント中継で「右手首の角度が変わらない、いいアプローチですね」などと解説していても、よく判らなかったですね。というか、右手首を伸ばしているように見えました。

スタックアンドティルト(Stack&Tilt)打法ではすべてのショットでスイング中のフライングウエッジを意識します。

右手首を積極的に使う女子プロが多いなかで、ドライバーでもフライングウエッジがよく判るのが、諸見里しのぶ選手です。
是非、参考にして下さい。

スタックアンドティルト(Stack&Tilt)打法のインパクトポイント!

2011年01月23日(日)
スタックアンドティルト(Stack&Tilt)打法のDVDではゴルフスイングの基礎(fundamental)として「クラブヘッドを毎回同じところにヒットできること」がまず第一に挙げられています。
そしてヒットするポイントはボールの前の芝生です。

Yanaが「アプローチのトップやダフリをなくすコツ」で草などの目印をボールの前に見つけて打つ練習を記事にしましたが、DVDでは芝生の上に白いラインを書きラインの前方のターフを取る練習を紹介しています。
白いラインをボールと想定しての練習ですが、「アメリカならでは」ですね。
日本ではこのような練習ができる場所は、まず無いでしょう!
よく、バンカーショットで砂に線を書き、その後ろにヘッドを落とす練習方法がありますが、その逆の位置です。

日本では人口芝の練習場が一般的なので、Yanaの方法が有効なのかな?と思います。

つまり、「ボールの先の芝生」を狙って「ボールを打つ」練習です。
そして芝を剥ぎ取ったところがインパクトポイントになります。


@アドレスではインパクトポイントをしっかりとイメージします。

Aスクエアグリップで目標方向ラインに対して少しオープンフェイスで、

Bハンドファーストに構えます。
過去の参考記事


左図のように、センター軸(黄色いライン)をキープしてクラブを真円軌道で振り、ボールの前のターフが削れるようにショットするのです。
下半身が前方にスライドしてもセンター軸を保っていれば、ヘッド・ビハインド・ザ・ボールになりドローボールが打てます。

右図のように、アドレスでインパクトポイントをボールの真下にイメージするとハンドファーストが弱くなり、スクエアに構えてしまいます。バックスイングからトップまでをこのイメージで行い、ダウンスイングでインパクトポイントを前方にずらしてしまうと、センター軸まで前方に移動してしまいます。
これではクラブを真円軌道で振るのは困難になり、強いドローボールは打てません。

右足から左足へと体重移動を行う従来の打法のイメージが強いと、インパクトエリアを長くしようとして、クラブの最下点を前方移動させて、クラブ軌道を楕円で振ってしまいます。

スタックアンドティルト(Stack&Tilt)打法では、クラブ軌道は真円回転を意識します。
ですから、アドレスでボールの前方のインパクトポイントを確認しなければいけません。
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