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超スパルタ巨人二軍は「読売ドラゴンズ」

2011年02月13日
スポーツ

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【プロ野球】巨人の二軍ナインが悲鳴を上げている。今季から就任した川相昌弘二軍監督(46)による鬼軍曹並みの熱血指導がすさまじいからだ。
 二軍の朝は午前6時半の散歩で始まる。今季から一軍の全員散歩は廃止されたが、二軍は川相監督の意向で続行されたのだ。早出練習は午前8時過ぎから。終了は午後8時を回ることもある。
 ヘトヘトの選手たちは宿舎に戻ると倒れるように就寝。「効率化」を掲げて練習時間が短縮化傾向の一軍とは真逆だ。
 ただし練習量が多いのは若手中心の二軍なら当然。一番大きい変化は生活指導面だ。二軍ナインの初休日は9日。ただしドレスコードが厳格化され、耳にかかる髪の長さがご法度になったために理容店に飛び込む選手が続出した。
 加えてナインを震撼させた事件が起きた。数日日、某若手の練習態度に川相監督が激怒。怒られた選手はその後3日間、移動バス乗車禁止で練習も別メニュー。泣く泣く片道40分の道を用具をかついで歩いて球場に通ったという。
 そんな今季の二軍についた“隠語”は「読売ドラゴンズ」。練習が厳しいことで知られる前中日の川相監督にかけて命名された。若手からは「今となれば(前二軍監督で現一軍ヘッドコーチの)岡崎さんは神様。帰ってきてくれませんかね」という情けないカムバックコールも聞こえてくる。
 一方で、二軍のスパルタ化はチーム全体に良い影響を与えている。一軍のある若手は「二軍には絶対落ちたくない。意地でも一軍にしがみついて沖縄へ行きます!」。川相監督もほくそ笑んでいるに違いない。

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