俳優の萩原健一(60)が、交際中のモデル・冨田リカ(48)と7日に結婚していたことが13日、分かった。この日、山梨・甲府市の常磐ホテルで行われた「山梨文学シネマアワード」の授賞式で発表した。授賞パーティーには冨田を連れ、交際報道後初のツーショットを披露。ショーケンはスポーツ報知の取材に応じ、今月中に新婚旅行に行くことを明かした。
ショーケンが、ついに運命の恋を成就させた。「60歳になって、初めて愛することを知った。一日でも長く一緒にいたい」。左手薬指には冨田のイニシャル「R」が刻印されたおそろいの結婚指輪。授賞式には冨田を伴って現れ、終始少年のような笑顔を浮かべていた。
授賞式後の会見では「7日の8時35分に(婚姻届を)提出しました」と報告。6日に神奈川・箱根神社で挙式したという。「受賞と、結婚と、(自身の所属が)フリーエージェントになったこと。三重の喜びです」と話した。
授賞式の前、ショーケンは本紙の単独取材に40分応じた。09年、脚本家の市川森一氏(69)と病院でばったり会い、「市川さんは奥さん連れてて、オレはひとりで…。うらやましくてしょうがなかった」。06年6月に恐喝未遂の事件を起こしてから、信じていた人たちにさえ背中を向けられ言い知れぬ孤独を抱えていた。
直後の09年10月、雑誌の対談をきっかけに冨田と出会った。「初めて会ったときに何か『ん?』ってものを感じた。スッキリした人。抱き合うまでには時間かかったけど」。固まった心がほどけていくのを感じた。プロポーズの言葉はひとこと、「オレについてこい」。時期については「いいじゃない」と照れまくっていた。
還暦を迎え、天国も地獄も経験した。「この世界は百鬼夜行だよ。オレの人生はジェットコースターみたいだった。そろそろメリーゴーラウンドみたいな人生もいいかなって」。今月にはパワースポットをめぐるハネムーンに向かうという。3度の結婚、離婚を繰り返したが、“4度目の正直”とばかりに永遠の愛を誓っていた。
[2011/2/14-06:00 スポーツ報知]