2010年12月16日 11時1分 更新:12月16日 11時32分
【ニューヨーク山科武司】米タイム誌は15日、年末恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に、世界最大の会員制交流サイト「フェースブック」の創業者、マーク・ザッカーバーグ氏(26)を選んだと発表した。「5億人以上の人を社会的に関連づけたことで、新たな情報交換システムを創造し、我々の生活スタイルも変えた」と授賞理由を述べている。
1927年に大西洋横断飛行を果たして初代「今年の人」となったリンドバーグ(当時25歳)に次ぐ若さ。
フェースブックは04年にハーバード大の学生だったザッカーバーグ氏が開発。当初は学生向けサイトだったが06年に一般に開放され、現在は5億人以上のユーザーがいる。
次点には、今年の米中間選挙の結果を左右した「ティーパーティー(茶会運動)」▽告発サイト「ウィキリークス」の創設者、ジュリアン・アサンジ容疑者(39)▽カルザイ・アフガニスタン大統領▽チリの鉱山労働者--が選ばれた。アサンジ容疑者は、読者投票ではトップだった。