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「エリザベート」で日本のミュージカルファンを熱狂させた、クンツェ&リーヴァイ・コンビの傑作ミュージカルが3年の歳月を経て、帝国劇場での上演が決定いたしました。
2002年の衝撃の日本初演、2005年6,7,8,9,10月の約5ヵ月間にわたる大阪、東京、博多、名古屋の四大都市連続上演。そして、2007年11,12月帝国劇場公演。磨き抜かれた「モーツァルト!」は、愛と自由、そして音楽を求めた『人間モーツァルト』と、『才能の化身でありモーツァルトの影=アマデ』に焦点をあて、神童・モーツァルトの姿に迫ります。演出は、当代最高のミュージカル演出家と呼び声の高い、鬼才・小池修一郎(宝塚歌劇団)が4度目の演出を担います。
そして、今年2010年は、M.クンツェ&S.リーヴァイの三作品(「レベッカ」(4,5月) 「エリザベート」(8,9,10月) 「モーツァルト!」(11,12月) )を、計7ヶ月帝劇で上演いたします。「モーツァルト!」はその三作品の最終章となります!
ミュージカル「モーツァルト!」の魅力は何と言っても、生身の人間ヴォルフガング・モーツァルトと、“才能の化身”アマデを幼少のままの姿で表現した画期的な作劇にあります。ヴォルフガングだけに見えるアマデは、言葉を一切話すことはありません。まさに“音楽の才能”そのものであり、モーツァルトを音楽の天才たらしめ、その才能ゆえに、絶望へと追い詰めていきます。わずか35歳でこの世を去った、神童モーツァルトは何百という名曲を残し、現代にも語り継がれていますが、モーツァルトその人を描いた作品は多くはありません。
ミュージカル「モーツァルト!」は、モーツァルトと同じくドイツ語圏で活躍する、ミヒャエル・クンツェ(脚本・歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽)が創り上げた、人間モーツァルトに迫る感動作です。是非帝劇の客席で体験してください!
タイトルロールのヴォルフガング・モーツァルト役を務めるのはこの2人!
2000年にデビュー。2002年「モーツァルト!」初演からヴォルフガング役として参加。彗星のように現れた、“ミュージカル界のプリンス”。本年デビュー10周年の井上芳雄が、2002年の初演以来4度目のヴォルフガン・モーツァルトとして舞台に立ちます。そして、もう一人のヴォルフガング(Wキャスト)として、今回の2010年版より初参加。2007年「レ・ミゼラブル」のマリウス役で鮮烈な舞台デビューを飾り、若手ミュージカル俳優のホープとして、舞台、TVと活躍の場を広げる山崎育三郎が務めます。
作品を彩る俳優たちは豪華の一言です。厳格なモーツァルトの父・レオポルト役には市村正親。ヴォルフガングの才能を独占しようとする、ザルツブルクの領主・コロレド大司教役には山口祐一郎。モーツァルトの姉・ナンネール役には高橋由美子。3人は2002年初演以来の不動のキャスティングです! ヴォルフガングの才能をいち早く認める、ヴァルトシュテッテン男爵夫人役(Wキャスト)には、2005年から参加する香寿たつきと、2007年の帝劇公演から参加する、涼風真世によるキャストでお贈りします。そして、ヴォルフガングの妻・コンスタンツェ役には、2007年帝劇公演でミュージカル・プレイ初登場を果たし、その表現力と歌唱力の非凡さをあらためて証明した、島袋寛子(SPEED)。キラ星のようなスター俳優達が集結するミュージカル「モーツァルト!」が、2010年の帝国劇場を締めくくります!
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