こんばんは★:)
今日は前々からお父さんと約束していた映画鑑賞に出掛けてきました。
その映画はマツコ・デラックスさんが宣伝している『パラノーマル・アクティビティ2』です!
陽世は前作もお父さんと一緒に観ています。今日はちょっと遠出して(でもないかも)春日部まで行って来ました。
パラノーマル・アクティビティ2……思ったよりも怖くなかったですね(笑)。
以下、ネタばれを含みますのでご覧になりたくない方はお帰り下さいませ。
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ところどころ「うわぁぁ……」って怖くなったり、ぞぉーっとする場面もありましたが、どうにか全編目を瞑ることなく観ることが出来ました。
お父さん曰く「前回は悪魔そのものが正体を見せたのに今回は見せなかったからあんまり面白くなかったかな」とのことです。陽世は前作では最後の最後、つまりお父さん曰く悪魔が正体を現した瞬間を怖くて(笑)目を瞑ってしまっていたので観ていないんです(笑)。
でも、地下室の扉の影がどんどん増長してソファで横たわって寝ている少女の上に覆い被さりそうになった瞬間とか怖かったです。
どうやら秋に続編を全世界同時上映するとのことです。観たい…けれど、どんどんこういうタイプの続編って質が劣化していくものですから、果たしてお金を払ってまで観る価値があるのか悩みどころです。知っている方は少ないかも知れませんが、映画の『キューブ』が続編を出すごとにどんどん質が落ちていっていますよね(苦笑)。一作目は本当に怖かったのに。(もしかしたら幼い時に見たから余計怖かっただけかも知れませんが)
それにしても、映画を観る若者達のマナーの無さに辟易しました。(陽世もそんなに歳ではありませんが・笑)
こう「ドーン!!」とか怖い場面が来た後に必ずと言って良いほど友達同士で「今の微妙だったよね」とか周りに聞こえるような声で二言三言感想を言い合うんですょ。正直、「黙れ、餓鬼共」って何度も思いました。
一番怖い場面では、その男の子は怖さを紛らわしたかったのでしょうか…「ふんっ」って劇場に響き渡る大きさの鼻笑いをしたんですょ!?怖い雰囲気が台無しですょ。。
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映画を観た後は、お父さんに付き合って貰って明日から始まる実習の実習先の下見に行って来ました。
駅を降りるまでは良かったのですが、目的の病院の近くまで連れて行ってくれるバスがなかなか見付からなくて…。別にバスが沢山出ている訳ではなくて、病院のHPに紹介されていたバスの停留所が無いんですよね。
でも、お馬鹿な陽世はまだそれにすら気付いていなくてバスをぼやぁ~っと待っていたら、お父さんが気付いてくれたんです。で、取り敢えず限りなく名前の似ている停留所まで行ってみることにしました。
お父さんの携帯はiPhoneなんですけれど、それで病院までの地図を出してバスの進行方向と照らし合わせながら行きました。それで、着いたのはやはり一文字違いの名前の停留所。そこからは確かに徒歩2分でした。
もう正直ですね、陽世はこの時点で明日からの実習が猛烈に不安になりました。
アクセス方法もよく分からず、事前連絡した際に対応して下さった2名の事務員さんがどちらも無愛想だったことを思い出してしまぃ、挙句に夏にこの病院で実習をしているMから「あそこあまり良くなかった…」と聞かされているという状況です……嫌ぁな気分になりますよねぇ。
というか、何故HPに存在もしないバスの停留所名をどうどうと書き記しているのでしょぅ?謎です…。
事前連絡と言えば、陽世の学校は実習受け入れ書というものが配られるのですが、それに「要事前連絡」と書いてあったので、電話をしたのですがその時の会話でも明日からの実習が不安になりました。
ぶっちゃけ、陽世がしたくて電話した訳ではないのに陽世が一通りの挨拶をした後に何故か沈黙が続いたんですよね。このケースワーカーさんは会話能力に欠けているのか?と心配になりました。それで陽世は重ねて「実習宜しくお願い致します」と言ったんですが、すると漸く用意して欲しい荷物とか服装の注意点とか話してくれたんですよね。陽世も普段からぼんやりしている人間なので人のことをとやかく言える立場ではないのですが、正直イラッとしましたね…「事前連絡要求してるのはアンタでしょ!?」と…。(本当短気なんです、すみません…)
まぁ、そんな文句ばかり言っていても明日にはなってしまうのだし、嫌だなぁ…と思いつつも荷物の準備したり明日の目標書いたりしました。事前に提出した書類に「事前学習する」とか書いてしまったけれど、何もしてませーん(笑)。国試も終えたし、どうにかなるでしょぅ(希望的観測)。
今朝、起きるとお母さんが溜息を頻回に吐きながら携帯を見詰めていました。どうやらメェルを売っていたようです。
お母さんと喋っていると、昨夜お姉ちゃんと電話したということを話してくれました。正直、良いなぁ…と思いました。(陽世はシスコン…寧ろファミコン?です・笑)
でも、お母さんは重い口調で「お姉ちゃんと喧嘩しちゃったのよねぇ」と言いました。お母さんとお姉ちゃんはちょっとしたことで物凄く盛大な喧嘩を繰り広げます。(陽世も人のこと言えませんが)
どうやらお姉ちゃんはお母さんを責めたようです…。
「お母さんは私なんてどうでもいいんでしょ!?」
「お母さんは私に興味が無ぃ」
「お母さんは私に交際相手が出来ても関心が無ぃ」
……。
お母さんに申し訳ないなぁ…と思うほど、お姉ちゃんは少し前までの陽世にそっくりになってきています。
陽世も二年ほど前までは「お母さんは子どもの時に陽世に関心がなかったから、今陽世はこんな病的性格になってしまったんだ!!」ってお母さんを頻回に責め立てていましたから。
お姉ちゃんと陽世は流石姉妹だけあって思考回路までそっくりなんですね(苦笑)。こんな屈折した思考回路まで似ているなんてちょっと複雑です…。
お姉ちゃんの言い分は凄く分かるんです。お母さんは少し表現が足りないのです。言葉も勿論そうですし、仕草も少し欠けているというか…。例えば、こちらが何か話し掛けても「ふーん……」という反応だけ。酷い時は視線すら向けてくれません。だから、本当に参っている状況に陥っていたり、暫くしてふと思い出した時などに、「嗚呼、お母さんは興味がないんだな」という結論に思い至ってしまう訳です。
でも、現在K先生の治療ゃM先生のカウンセリングで幾らか思考回路が修正されつつある陽世は、自分ゃお母さんのことを少し客観的に見れるようになってきました。だから、お母さんをむやみやたらに責め立てることはしなくなりました。
今思い返せば、やっぱりこのボダっぽい病的思考回路は思春期から始っていました。
高校生ゃ大学生の時に家族の愚痴(陽世は主にお母さんの愚痴。その頃、陽世はお父さんにこれっぽっちも不満なんてなかったのですから←超ファザコン・笑)を友達と言い合う時なんかも、やはり「陽世のお母さんは〇歳の時、〇〇した」など体罰(暴力?)を加えられたことを中心に喋りまくって友達に「酷いお母さんだね!!」と言わせるよう仕向けては、「やっぱり陽世のお母さんは酷い母親なんだ!陽世の感覚は間違っていなぃ」と思い込んでいました。
うーん…なんでこんな歪んだ性格に陥ったのでしょうね(苦笑)。
さて、話はお姉ちゃんとお母さんの喧嘩に戻りますが。
これは最早喧嘩ではなく、お姉ちゃんがお母さんを一方的に責め立てているだけだなぁ…と最近思うのです。
陽世が精神科にお世話になるようになって、そして陽世がそれをお母さんの育て方が酷かったからだと責めるようになって、自傷行為・自殺未遂を繰り返すようになって、お母さんは神経が相当麻痺してきているのだと思います。
それで、いつの頃からか分からないのですが、お母さんは陽世が暴れても罵倒しても無言で耐えるようになっていきました。きっと、本当に「娘がこんな精神障害を患ってしまったのは自分の育て方が悪かったせいなのだ」と自分を責めるようになっていたのだと思います。
そうこうしているうちに、陽世は本当に生死の境を彷徨い(?)ICUにお世話になってしまったり、K先生が陽世を見捨てずに根気強く陽世を支えて下さったこともあり、陽世は徐々に回復していきました。…まだ完全なる回復はしていませんが…寧ろ、学校で「精神障害は完治はしなぃ。完解と言ぅ」と断言されたことが記憶に新しいですが。。
でも、お母さんは?
今日心理学を専攻していた彼氏君にお母さんとお姉ちゃんのことを話して、お母さんがこの過程において置いてけぼりなことに気付かされました。
お母さんは先に言った通り、娘の罵詈雑言にも無言で耐え凌ぐという術を身に付けてしまいました。
それは陽世には良い方向に影響したようですが、お姉ちゃんには悪い方向に影響を及ぼしているように思えます。
お姉ちゃんは陽世が大分精神状態が安定してきたことを感じて安堵したと同時に、自分の長年心に抑圧してきたものが溢れてきてしまっているのではないでしょうか。。
お姉ちゃんは自分の様々な不安ゃ苛立ちをお母さんに激しくぶつけます。そしてお母さんはそれをスポンジのように柔らかく全て吸収しちゃいます。言い方は悪いですが、お姉ちゃんはそれに味をしめてまた繰り返す……しかも前回よりも酷く。
こう書いちゃいますと、お姉ちゃんは性悪で且つお母さんは対処方法を勘違いしていると言っているように聞こえてしまいますが、当たり前ですけどそれが言いたい訳ではありません。
うーん…なんと言いますか。。
陽世は二人とも心配なのですょ。
お姉ちゃんは陽世と似た性格をしているものですから、もしかしたらボダっぽい面を抱えているのかも知れないですし、でも我慢強いお姉ちゃんは陽世と違い何でも抱え込んでは人知れず対処してきた訳です。でも、陽世が色々と迷惑を被ってきたし(自殺未遂とかを筆頭に)、お姉ちゃんもキャパが限界なのだと思います。(ゃ、何を言いたいのやらよく分からなくなってきています)
そして、お母さん。お母さんは陽世の件で見事に「自分は母親失格だ」という観念を埋め込まれた訳ですし、そのせいかどうかは分かりませんが、娘の罵詈雑言を丸ごと吸収するという術を習得してしまいました。(本当にお母さんごめんね…)そんな対処法がいつまでも続けられると思いますか?……答えはNOですね。ストレスやら諸々で倒れてしまうか壊れてしまうでしょぅ。お母さんは甲状腺の病も持っているので、ストレスには余計弱い体質です。
お姉ちゃんもお母さんも陽世から見ると、「壊れる」少し前に見えます。
でも、残酷ですょ…陽世って人間は。
陽世はこういう時のお母さんを見てしまうと、「ぁ、今困ってる。良い娘として助けてあげなくちゃ!」とか、「うふ。落ち込んでる…この後楽しいことになりそうだ」とお母さんを面白半分に観察し始めてしまうんですよね。(嗚呼、こう書いてしまうと本当に酷い娘です、陽世は…)
それで、やぁっと本題に入るのですが。(前置きが無駄に長くてご免なさぃ)
今日彼氏君と夕食している時に、お母さんがお姉ちゃんに一方的に責められて参っている話をしたんです。
そしたら、真面目な優し過ぎる彼氏君は真剣に話を聞いてくれてアドバイスまでしてくれたんです。
彼氏君はお姉ちゃんの性格ゃ言動については特に言及してきませんでしたが、お母さんに対して陽世が今傍に居るのだから支えになると良いと教えてくれました。
きっとお母さんの一番の良き理解者は伴侶であるお父さんだと思うのですが、やはりこういう話ゃ愚痴は同性でもある陽世の方が話し易いだろう…と。だから、陽世がお母さんの話を聞いたり、アドバイス的なことをしていけばよいのでは?と助言してくれました。
そこで、ハッとしたんです。
陽世はお母さんとお姉ちゃんのことを心配していながらも、反面どちらに対しても手を差し伸べてはいなかったのです。(本当ご免なさぃ…)
だから、これからは壊れかけのお母さんを支えていけたらなぁ…と思うようになりました☆