県警組織犯罪対策課と松山東署などは13日、特定商取引法違反容疑で松山市南久米町、指定暴力団山口組系木村会会長木村阪喜(65)、同市来住町、同会山崎組組長山崎忠孝(56)、同市東雲町、同会義臣会会長木村夏義(60)の3容疑者を逮捕、同市勝山町1丁目の木村会事務所など8カ所を家宅捜索した。県警は組の資金源としてミネラルウオーターの売買をしていたとみて捜査する。
容疑は1月23日、松山市内の会社社長(55)に電話で飲料水売買契約締結の勧誘をして、ミネラルウオーター3箱(計1万円)の売買契約の申し込みを受けた際、撤回に関する事項を記載した書面を遅延なく交付しなかった疑い。
同課によると、3容疑者は容疑を否認しているという。