ある焼肉屋の応対

2011年02月13日

先日
「予約なしでもOK」とうたっている焼肉屋さんを
念のため電話予約しようとしたときのこと
店員さんは「その時間に絶対来店するならお取り(予約)できますよ」

(行こうと思ってるから予約するんでしょ)そんなにしょっちゅう予約ドタキャンされる店なのか…?

言葉遣いが一見丁寧な割に
上から目線な人だなと思いつつ
気を取り直して来店

半セパレートになっている客席は居心地がよく
会話もはずみ
お肉もまあおいしいので追加注文

でもなかなか来ない

平日とはいえ店は混んでいるので
オーダーが通っていないことはよくあることで
目くじらをたてることもあるまい

当方「すみません、○○と××、オーダー通っているか確認してください」。店員さんたち忙しそうだし自分ら客側のミスかも知れず気を使って尋ねました。別に怒っているわけでないというニュアンスを込めています

しばらくして店員さんの返答は「ご注文通っていませんでした」

これは違うんじゃない?客側が謙遜して言った言葉をそのまま返すとは

「通っていない」は
客の注文が店員に伝わらなかった、と言ってるわけで
自分が店員の立場なら
ここは「ご注文伺った際に聞き漏らしがあった」あるいは「フロアと厨房の間のやり取りにミスがあった」という姿勢で応対するだろう場面でした

この2つのエピソードから
どこかお店の経営者、スタッフの心の奥底に
「食べさせてやってる。店に来させてやってる」という高飛車な姿勢がないか
省みた方がいいのではと思いました

いくら盛んに宣伝して
いま繁盛していても
言葉の端々からにじみ出る姿勢に
客は敏感です

宣伝文などの漢字が間違っているとかは
些細なことだけど
普段から言葉を大切にしない姿勢が
忙しい時についうっかり
お客に不快感を与えてしまう

自分が普段このような応対をしていないか
いい反省材料、反面教師になりました

当ブログのブロガーの皆さんも盛んに指摘してますね
クレームは金を出してでも買え、と言われますが…
Posted by チープ三文 at 14:11 │Comments(0)TrackBack(0)喝破コラム

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