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【プロ野球】

初紅白戦で7盗塁 星野機動力野球が躍動

2011年2月13日 紙面から

紅白戦3回、二盗を決めた内村。右は枡田=久米島球場で

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 楽天は12日、久米島キャンプ初の紅白戦を行い星野仙一監督(64)が目指す機動力野球がいきなり機能した。聖沢、内村がともに3個の盗塁に成功するなどトータル7盗塁を記録。足のある選手には早いカウントから自由に走れと指示を送った通り、果敢に足でかき回した。

 闘将が命名したピストル打線が躍動した。チームの指示を忠実に守ったのが163センチの内村だ。3、5、6回と3打席連続適時打で3打点をマーク。出塁した直後にはいずれも二盗に成功し「盗塁は3個とも2球目までに(スタートを)切れた。結果としてはすごく良かった」と声を弾ませた。

 昨季チーム最多の24盗塁だった聖沢は、7回に魅せた。2死走者なしから三ゴロ失策で塁に出ると、続く内村の初球にディレードスチールを仕掛け、この日3個目の盗塁に成功。打者がファウルするなどして成功には至らなかったが、三盗を試みるシーンも2度あった。「勇気を出して走れたことが一番の収穫」と振り返った。

 昨季はチーム盗塁数がリーグ5位の78個とふるわなかったことから、星野監督は今季の盗塁目標を昨季の3倍となる234個に設定。この日の試合後も選手を集めて「もっともっと走り回ってほしい」とげきを飛ばした。報道陣には「走塁はウチのモットー。売りにしたい。まあ、楽天市場には、いろいろなものが売ってますがね」と顔をほころばせた。 (鶴田真也)

 

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