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【プロ野球】アルバラデホ大乱調 フリー打撃で32球中19球ボール2011年2月13日 紙面から
巨人の新守護神候補ジョナサン・アルバラデホ投手(28)が制球難を露呈した。12日、宮崎キャンプで初めてフリー打撃に登板したが、32球のうちボールが何と19球。首脳陣は退団したクルーンの後継守護神として高い期待を寄せるものの、体重126キロの巨漢が思わぬ“醜態”をさらけ出してしまった。 これではアルバラデホではなくて“バラバラ”デホだ。「少し肩が重く感じた。100%の状態で投げることができなかった。もう少しいい内容になるかと思ったけど、安定してなかったね」。昨季ヤンキース3Aで43セーブの大男が背中を丸めて苦笑いした。 直球、スライダー、カーブ、チェンジアップ。どの球種もストライクが入らない。相手の工藤とライアルも複雑な表情を浮かべ、「ちょっと少なかった」(斎藤投手コーチ)という球数での幕引きとなった。山口、越智らと争う守護神。「第一候補はアルビー(アルバラデホの愛称)」と公言していた原監督も、さすがに「まだ評論するのは早い」と回答を保留した。 少なくとも、この日のような制球力では勝ち試合の最終回を任せるのは心もとない。昨年まではクルーンの制球難や大荒れぶりにハラハラ、ドキドキさせられたが、その二の舞いにもなりかねない。「次はもっとストライクを投げられるようにしたい」と巻き返しを誓ったアルバラデホ。実戦で変身するのか、それとも…。V奪回を目指す巨人が“重い”宿題を背負った。 (井上学) PR情報
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