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【サッカー】

Jリーガーの卵が相撲部屋実習 体幹鍛えて目指せ長友!

2011年2月13日 紙面から

 日本サッカー協会が中高一貫でエリート選手育成を目指す「JFAアカデミー福島」の相撲部屋体験実習が12日、東京都中野区の貴乃花部屋で行われた。生徒3人が朝稽古に加わって、股割りや四股に挑戦した。

 この実習は、日本サッカー協会の川淵三郎名誉会長が発案。日本相撲協会の協力で行われ、これで3回目。貴乃花部屋の朝稽古を視察した川淵名誉会長は「日本の武道のいいものを取り入れたい。四股、股割り、てっぽうの基本動作は、体幹を鍛えるのにいい。長友は体が小さいけど、体幹を鍛えたから大きな選手相手でも負けない。体幹を鍛え続けてほしいと生徒に話した」と、この実習の意義を語った。

 相撲界は、八百長問題で大揺れ。川淵名誉会長は春場所中止に大きなショックを受けている。「幕下以下が600人くらいいるんでしょ。その若い人たちが、うまくなりたい、強くなりたいと思い、毎日、激しい稽古をしている。(春場所中止の)現状を思うと胸が痛む。この激しい稽古を見れば、世間の人も何とかしてあげたいと思うはず。トカゲのしっぽ切りではなく、(日本相撲)協会あげて思い切った改革をしてほしい」と、相撲界が自主再生することを強く願った。

 

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