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【プロ野球】

オリ駿太 いきなりマルチ 佑世代に負けない!!

2011年2月12日 紙面から

 オリックスのドラフト1位、駿太外野手(本名後藤駿太、17)=群馬・前橋商=が11日、1軍主体の紅白戦で白組の2番中堅で先発出場。5回の先制打を含む5打数2安打1打点と、プロ初の実戦で存在感を示した。

 身長、体重は前オリックスのイチロー(マリナーズ)とほぼ同じ。そんな大先輩をもイメージさせる、走攻守三拍子そろったルーキーの“鮮烈デビュー”だった。「打てたのはたまたまです」。初々しい表情で謙遜した17歳だが、高校生離れした素質の片りんを早くも披露した。

 0−0で迎えた5回無死一、二塁。25歳の桑原に2球で2ストライクと追い込まれてから、3球目の変化球に難なく対応。鋭い打球が二遊間を抜けていった。2打席目の3回の遊撃内野安打に続く先制の中前タイムリーで、いきなりマルチ安打をマークした。

 2安打を放った後は、2打席連続で見逃しの3球三振。それでも岡田監督は「別にそんなモン。プロのボールを見てバット振ってな。つかんでくれたらいいよ、違いをな」と、先々の成長が楽しみで仕方がないよう。

 「練習より試合の方が緊張しないです。プロの投手は変化球が切れて、コントロールがすごくいい。自分はフォームが一定しないので、まだまだこれから練習です」と駿太。そんな言葉をサラリと言ってのけるところも大物感たっぷり。今年の新人は大卒の『佑ちゃん世代』が注目を集める中、高卒ルーキーからも楽しみな新星が飛び出した。 (中谷秀樹)

 

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