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計画的?場当たり?増す不可解さ 目黒夫妻殺傷の容疑者(2/2ページ)

2011年2月13日5時3分

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 老舗の大手百貨店からの来訪を装ったことを認め、「都内でも有数のデパートだから、目黒ならそう言えばドアを開けてくれると思った」と話しているという。

 犯人は大原さんに馬乗りになり、腹や胸を執拗(しつよう)に刃物で刺した一方、妻の瑠璃子さん(81)や助けに入った近所の人たちには積極的な攻撃を加えていない。大原さん一人に対する恨みも垣間見える行動だ。「金を出せ」などと要求したとの証言も出ていない。金目当てで200キロ近く離れた知らない家を襲ったとの説明は「にわかには信じ難い」と話す捜査幹部もいる。

 供述には不自然な点が少なくない。

 「下見はしていない。初めて来た」と話しているが、木村容疑者に似た男が現場そばで事件直前、大原さんが日課にしていた買い物から戻るのを待つように立っていた姿が目撃されている。

 木村容疑者は中目黒駅からまっすぐ大原さん方に向かった可能性が高く、犯行後も住宅街の入り組んだ路地を迷わずに同駅へ向かっていた。

 木村容疑者は午後5時ごろ、中目黒駅のトイレで着替えた後、改札を出てタクシーで東京駅に行き、午後11時前後のバスに乗ったと供述。この空白について「トイレに数時間隠れていた」と説明するが、それ以上詳しく話さないという。事件前には恵比寿駅周辺で約3時間滞在しているが、この間の詳しい行動も不明だ。

 また、田園調布は「行き方がわからなかった」としているが、中目黒と田園調布は同じ東急東横線の沿線にある。

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