韓米、FTA追加交渉合意文書に正式署名
【ソウル10日聯合ニュース】韓国と米国は10日、昨年12月に妥結した韓米自由貿易協定(FTA)追加交渉での合意内容を条文化した3つの文書に正式に署名し、交換した。外交通商部が明らかにした。両国は今後、FTAの発効に向け、それぞれ国内での手続きに入る予定だ。
両国は、FTAと直接関連がある事項に関する合意内容は交換書簡として作成した。また、FTAと直接関係がない▼自動車燃費・温室効果ガスの基準▼米国内の韓国企業労働者に対するビザ(L−1)の有効期限延長――に関する合意内容はそれぞれ合意議事録として作成した。
交換書簡は、関税(自動車と豚肉)、安全基準、透明性、自動車セーフガード(緊急輸入制限措置)、医薬品関連措置、最終規定および紛争解決の6つの内容で構成されている。
外交通商部は「書簡は形式的には2007年に締結された韓米FTA協定文とは独立した別途の条約だ」と説明した。また、合意文書に対する国会の批准同意と関連しては、国会側と協議し批准同意手続きを進める計画だと明らかにした。