2010年12月15日 11時4分 更新:12月15日 11時28分
冬の夜空を彩る「ふたご座流星群」が14日深夜から15日未明にかけて観測のピークを迎えた。和歌山県紀美野町の生石(おいし)高原には約50人の天文ファンが集まった。月が沈んだ後の15日午前1時ごろには流星が肉眼ではっきり見えるようになり、夜空に白い線を描くたびに歓声が上がっていた。
国立天文台によると、今後数日間は流星の出現が期待できる。流星は東の空のふたご座付近から現れ、放射状に夜空全体に広がるという。
ふたご座流星群は1月のしぶんぎ座流星群と8月のペルセウス座流星群と並ぶ3大流星群の一つ。毎年多くの流星が現れ、観測しやすいことで知られる。【古関俊樹】