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第2回米軍基地負担軽減部会 発言要旨2011年1月26日  このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録

 枝野幸男官房長官 沖縄を訪問し、あらためて基地負担軽減の重要性を痛感した。訓練の移転、騒音の軽減、事件事故の防止などしっかり進めていきたい。本日は闊達(かったつ)な議論を通じ問題意識を共有し迅速な基地負担軽減へ前向きな議論になるよう努力したい。
 前原誠司外相 事件事故などを議論する駐日大使間の初会合を開催した。
 北沢俊美防衛相 航空機訓練移転を拡充し、移転先にグアムを追加することを日米間で合意した。三沢基地、岩国基地所属機も対象で、嘉手納基地への外来機の運用減少を目指している。本年7月をめどにギンバル訓練場を返還するよう努力している。那覇港湾代替施設の環境影響評価を来年度から実施する。環境に関する合意と施設の共同使用を議論する日米作業部会を昨年12月に設置した。
 仲井真弘多知事 訓練移転は実効性のあるものにしてもらいたい。環境問題でも実効性が担保されるような検討を加速してほしい。米軍の演習や訓練については速やかな情報提供を行ってもらいたい。ホテル・ホテル訓練区域は一部返還をしっかり進めてほしい。近場の区域外での訓練は漁業者に大変迷惑な話になるので避けてほしい。
 前原外相 (区域外訓練は)この間の例を踏まえ米側と話し区域内をしっかり守るという趣旨の基本を確認した。
 翁長雄志那覇市長 沖縄の基地問題は「論より証拠」だ。いろいろな約束を聞いてきたが実行が少ない。嘉手納より南の返還は沖縄の自立を含めて大変重要。ぜひパッケージから外して、実現可能なものから返還してほしい。
 北沢防衛相 対米交渉ではなかなか厳しいものがある。今日までの枠組みがある。
 翁長市長 そういう話をしていたら前に進まない。
 枝野長官 沖縄県側の要望をしっかりと受け止め、政府全体として沖縄の基地負担軽減をできるだけ迅速に進めたい。


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