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【レポート】

クリエイターの祭典「eAT'11 KANAZAWA」密着レポート-前編

3 迫力のライブコンサート

2011/02/09

小林正明

    続いてプログラム2のフォーラムでは、明和電機の「オタマトーン楽団演奏会」と川井憲次氏のライブコンサートが行われた。ちなみに、金沢市文化ホールで行われたこのフォーラムとアワードの参加は無料。ライブコンサートの迫力と笑顔あふれるステージはとても見応えがあった。

    まずは、2010年の日本おもちゃ大賞を受賞した電子楽器オモチャ「オタマトーン」の開発者であり製品デモンストレーターの明和電機・代表取締役社長の土佐信道氏のステージには、今回のeAT実行委員の面々や講師陣が楽団と称して登場。まるでオタマジャクシが歌っているかのごとく奏でられるオタマトーンの音色に、思わず出演者も来場者にも笑みが溢れた。すでに30万本を超える大ヒットになったオタマトーンだが、会場外の特設販売ブースではまだまだ飛ぶように売れていた。

    初日のトリを飾ったのは総合プロデューサー・川井憲次氏のライブコンサートだ。川井氏の代表作の1つ「謡III-REINCARNATION」を民謡の西田社中、地元石川の兼六民謡会の民謡歌手の方々、パーカッション菅原裕紀氏、ベース宮田人司氏によって演奏。続いては大場潟乃太鼓による「三段田」のあと、全員による「百禽」が演奏された。お馴染みの力強い民謡歌手の歌声に迫力ある和太鼓、そして圧倒的な情景美に鳥肌がたつ感動を覚えた。

    eAT'11初日のレセプションパーティで川井氏にその感動を伝えると、「実は当日朝に、一度のリハーサルをしただけで本番に臨みました。うまくいくか心配でしたが、なんとかやりきれましたね」といつもの柔らかい物腰で語ってくれた。

    次回は、eAT'11の醍醐味ともいえるセミナー、そして夜を徹した討論会の模様をお届けする。ご期待いただきたい。

    (Mac Fan編集部)

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