昨夜、北九州市で、建設現場の事務所に男が侵入して発砲し、男性社員が軽傷を負った事件で、この男性社員が「犯人は銃口を自分に向けて発砲してきた」と警察に話していることがわかりました。

この事件は昨夜7時すぎ、小倉北区大手町の大手ゼネコン・清水建設の現場事務所で、侵入してきた男が拳銃を数発発砲し、50歳の男性社員が軽傷を負ったものです。

警察は現場の状況などから、別の場所に当たって跳ねた銃弾が、男性の腹に当たったとみています。

また、これまでの警察の調べに対し男性が「犯人は銃口を自分に向けて、至近距離から発砲してきた」と話していることが、捜査関係者への取材で分かりました。

犯人の男は、外にいた別の何者かとオートバイで逃走したということで、警察が殺人未遂事件として捜査しています。