合格後入学前1
テーマ:ロースクールロー入試の合格が決まって時間と精神的余裕ができたのか、このブログの閲覧者が急増しています。
それで、メッセージやらコメントで、入学までによることを教えてくれとの要望が舞い込んできました。
ただ、自分も先輩にはいろいろ教えてもらってお世話になっているので、それを引き継ぐのが人間としての礼儀だと考えていますので、お応えできる範囲では恩返しだと思ってやろうと思います。
自分は受験生で忙しいので、これからやるべきこと、というか、やったほうがいいことを何回かに分けて語ります。
ちょいちょい愚痴が入るのですが、有益な情報が知りたいと思うなら我慢してください。
前置き長くて恐縮ですが、今からやり方変えても、もう遅いと思いますよww
入試の段階で、能力の差はかなりついてます。
どんな能力かと言うと、論理的思考力です。
出来合いの論パの詰め込みがなぜ駄目かいうと、自分で論理的かどうかの検討をしていないからです。
一応、言っておきますが、論パがだめなのではなくて、「出来合いの」論パの丸覚えが駄目なんです。
自分も大学時代に、基本書と判例をベースに基本的な論点については論証つくっていました。
事務的に処理できる問題もありますから、当然です。
この論パは答練などで、適宜修正してどんどん改良しています。現在進行形です。
それを今でも使っているのですが、よく周りから欲しがられます。でも、あげませんよ。あげてもその人のためになりませんからね。
なんとか塾の出来合いの論パを学部時代も周り人が持っていましたが、ことごとく潰れていって面白かったですww
読んでよく意味わかんないなあ、というやつありませんか?
例えば、民訴法の和解の論点とかww自分は学部時代、その論点を別の人3人から聞かれましたしww
論理的思考力をどうやって身につけるのかを知りたいと思います。
難しいですね。自分でも突然論理が分かるようになって、問題点→趣旨→・・・→結論の間が論理的に埋められるようになったので・・・。
自分がそれまでにやっていたことは、優秀答案と呼ばれるものを何度も読んで、中でも群を抜く素晴らしい答案については写経してました。
学ぶというのは、真似るということから始まりますし、有効だと思います。
今まで丸覚えで、脳みそを全然使ってない人方は、写経によって論理というものがまず何かに触れて下さい。
それで、論理の流れを丸覚えして、ストックしていってください。
これが正しい勉強法だと私は考えています。
くどいですが司法試験では論パは使えません。
論理的思考力、すなわち条文・制度趣旨と具体的事実の両側から規範を矛盾なく定立し、妥当な結論を導くことができるかどうかが試される試験が、司法試験です。
抽象的な話になりましたが、一応、具体的な勉強法やロースクールについても、特定されない程度に書いていこうと思っていますので、ご興味があればご自由にご覧ください。
1 ■無題
すごく参考になります(^O^)