池田慎久前市議の逮捕について・・・・・声明
池田慎久前市議の逮捕について・・・・・声明 |
2006年7月7日
日本共産党奈良市会議員団
昨日(7月6日)、池田慎久議員が辞職し、同日、地方公務員法違反で奈良県警に逮捕されました。
前鍵田市長が父親から相続した滞納税を払わず、市がそれを不納欠損処理した市の内部文書について、職員をそそのかし入手したということです。
この問題ではすでに職員にも逮捕者が出ています。
どのような理由があるにせよ、議員が職員を通じて個人情報を入手するなどあってはならず、許されるものではありませんし、市議会議員の政治倫理に関する条例にも、明らかに違反する行為です。
同時に今回の問題で、払うべき税金を払わなかった前市長と、それを認めた不公正な市行政の実態が明らかになりました。
私たち議員団はこの問題が発覚した当初から、こうした点を指摘し真相の解明に努力してきましたが、議会の調査の結論は行政の責任を問う点であいまいさを残す結果になりました。
奈良市は今後、こうした不正をなくし清潔な市政にしていくためにも、他自治体でつくっている内部通報者を保護する条例の制定と、議員からの口利き公開に踏み切ることが必要です。
私たち議員団としても、一層えりを正し議会活動にとりくむ決意です。
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