光の道構想:孫社長が総務相に要望

2010年12月13日 21時34分 更新:12月13日 23時7分

孫正義社長=2007年11月、長谷川直亮撮影
孫正義社長=2007年11月、長谷川直亮撮影

 ソフトバンクの孫正義社長は13日、片山善博総務相を訪ね、高速ブロードバンドの全世帯普及を目指す「光の道」構想の結論を出すに当たって、自らが主張するNTTの光回線網の別会社化案が採用されない場合でも、光回線料金や普及率の数値目標を盛り込むよう要望した。

 総務省の作業部会は14日、片山氏を交えた会合を開き、別会社化を見送る一方、公平性確保のため部門間の区分を厳格化したうえで、NTTに光回線料金引き下げを求める見通し。同部会が先月まとめた最終報告では、数値目標は明記されておらず、孫社長は別会社化案が退けられた場合でも、自らの主張の一部を生かすよう最後の直談判に乗り込んだ。

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