【広島高速２、３号線】傷モノにしたのは誰だ！？コンクリートから人へ

「日本の丸投げシステムとザル検査は異常」
日の丸掲げて日本猿は今日もイク！！
２６日に開通が迫る広島高速２号線、３号線の一部区間で、橋げたの溶接部６０か所に約１８０個の傷が見つかったと、広島高速道路公社が２３日、発表した。同公社は補修を進め、開通には影響しないとしている。建設工事の検査をした広島市西区の「関西エックス線株式会社」が検査データを改変していたため、再検査をして判明。傷とデータ改変に関連はないというが、同社は呉市のマリノ大橋（仮称）の検査でもデータ改変が判明しており、国土交通省中国地方整備局が調査している。発表によると、傷があったのは、「広成建設」（広島市東区）と「三菱重工鉄構エンジニアリング」（中区）が建設して、関西エックス線が検査をした橋げた。２号線はＪＲ山陽線と交差する区間（約３８０メートル）で、３号線は元安川に架かる区間（約１・３キロ）で、鋼材の溶接部に、長さ７ミリ～１２センチの傷が見つかった。
今年３月、県に同社がデータ改変をしているとの情報が寄せられ、同公社などが調査。関西エックス線が、超音波を使って溶接の傷の有無を検査した２号線の１７か所と３号線の１６か所で、他の検査個所のデータをそのまま流用し、改変していたことがわかった。中国地方整備局は、マリノ大橋と広島高速でのデータ改変を受け、中国地方の国発注工事で過去５年間に関西エックス線が検査に携わっていなかったかを調べている。同社の筒井正嘉総務管理本部長は「ご迷惑をお掛けして申し訳ない。ただ、担当者の不注意で元データを消去してしまったもので、傷があったことを隠すなどの悪意で改変した訳ではない」と話している。

■「２６日までには間に合わせる、安全性に問題はない」
の開通を控えた広島高速２号・３号線の溶接部計６０カ所で、最大２０センチもの傷があったことが２３日、判明した。広島高速道路公社は「安全性に問題はない」として予定通り開通する方針だが、安全性の根幹を損なう検査会社のずさんさに、施工業者らは困惑。検査データの改ざんも否定できないという。

■匿名の電子メールで発覚
広島高速道路公社によると、３月２３日、県に「広島高速でずさんな検査があった」と指摘する匿名の電子メールが届いた。同公社が調査した結果、４月５日に２号のＪＲ山陽線との交差部分で、検査会社「関西エックス線」（西区）がデータを改ざんした疑いが発覚。３号でも同様の疑惑が明らかになった。関西エックス線が検査を請け負ったのは２号の３１４カ所、３号の２０４カ所。このうち２号１７カ所、３号４２カ所で、別個所とのデータの重複が見つかるなど、改ざんの疑いがあるという。検査は同社の男性検査技師（５１）が１人で担当していた。同公社などは、すべての個所を点検し、６０カ所の傷を特定した。傷は２５日までに補修を終える予定。３号を施工した三菱重工鉄構エンジニアリング（中区）の担当者は「できるだけ早く直したい。関西エックス線とは長い間の付き合いで、技術的にも信頼していた。非常に残念だ」と話した。２号の工事を受託したＪＲ西日本の宮本正文・広島工事所長は「すべての個所で再検査を行い、補修も完了した。再発防止に努める」とコメントした。
　２１日には国土交通省中国地方整備局が建設中の「呉港マリノ大橋」（仮称）でも、関西エックス線のデータ改ざんの疑いから２カ所の傷が見つかっている。関西エックス線によると、報告書を作成する際に照合用に残すはずの検査データが保存されていなかった。改ざんが疑われる個所でも、数値が正確か確認できないという。同社は「管理ミスを認めざるを得ない」と陳謝した。技師は勤務２９年のベテランという。

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あれからずいぶんと経ったのですね↓

1991/3/14
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