日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムの格闘技ページです。



ここからこのサイトのナビゲーションです

共通メニュー

企画アーカイブズ

QAなう


  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 格闘技
  3. ニュース

井岡-オーレドン/ラウンド詳報

3R、シッサマーチャイを攻める井岡(撮影・田崎高広)
3R、シッサマーチャイを攻める井岡(撮影・田崎高広)

<プロボクシング:WBC世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦>◇11日◇神戸ワールド記念ホール

 同級10位の井岡一翔(21=井岡)が5回1分7秒、王者のオーレドン・シッサマーチャイ(25=タイ)をTKOで下し、日本人最短となるプロ7戦目での世界王座奪取に成功した。ラウンド詳報は以下に。

<1回> 試合開始後1分はジャブを打ち合い様子をうかがう。井岡はじわじわと距離を詰めるが、オーレドンは間合いを詰めさせない。井岡が前に出たところで、カウンター狙われるが、足を使ってクリーンヒットを許さなかった。撃ち合いにはならず、互いに探り合いのままゴングが鳴った。

<2回> やはりじわじわと前に出る井岡。オーレドンはロープを背にしてじっくり構えている。2分過ぎ、オーレドンが連打を繰り出したが、井岡の左カウンターがクリーンヒット、オーレドンのひざを付かせダウンを奪う。立ち上がったオーレドンに、井岡はたたみかけたが、オーレドンのダメージは少なく、それ以上の決定打は出せなかった。

<3回> リングの外側を動くオーレドンを追い詰めるようにパンチを出す井岡。1分過ぎには左フックがクリーンヒット。間合いを詰めてたい井岡だが、左のカウンター狙いのオーレドンに手数は少ない。相手を挑発するなど、動きには余裕が見られる。

<4回> 井岡がオーレドンをコーナーに追い詰め、左ジャブ→右ボディ。しかし、カウンターを警戒してか、あと一歩踏み込めない。井岡は左ジャブを多用、徐々に右が当たるようになってきた。オーレドンも井岡が前に出た瞬間に左フックを出すが、大振りが目立ち、井岡はかわしている。公開採点による4回終了後の採点は40-35、38-37、37-38の2-1で井岡がリード。

<5回> 井岡が左ジャブから右ボディを放ちながら間合いを詰めている。リードを許したオーレドンも左を振り回して対抗する。1分過ぎ、しゃにむに前に出てきたオーレドンに、井岡の左ボディが一発。オーレドンはうつむけに倒れ込んだ。立ち上がれないオーレドンを見てレフェリーが試合をストップ。井岡がプロ7戦目、日本人最短での世界王者奪取に成功した。試合後、井岡は「勝てば記録はついてくるので意識してなかったが、率直にうれしい。皆さんと喜びを分かち合いたい」と喜びを語った。

 [2011年2月11日20時13分]


関連ニュース



このニュースには全0件の日記があります。


ソーシャルブックマークへ投稿

  • ツイッター
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • はてなブックマークに追加
  • Buzzurlにブックマーク
  • livedoorクリップに投稿

ソーシャルブックマークとは









この記事を読んだ人は以下の記事も読んでいます






日刊スポーツの購読申し込みはこちら

  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 格闘技
  3. ニュース

データ提供

日本プロ野球(NPB):
日刊編集センター(編集著作)/NPB BIS(公式記録)
国内サッカー:
(株)日刊編集センター
欧州サッカー:
(株)日刊編集センター/InfostradaSports
MLB:
(株)日刊編集センター/(株)共同通信/STATS LLC

ここからフッターナビゲーションです