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これまで長年にわたり大分県別府市で開催されてきた大分県水産振興祭で、
来賓の県議会議員たちへ土産代として議員一人当り3,000円の予算を計上
していた問題で、男性住民から関連文書の情報公開請求があったことが
平成22年9月16日に現職の大分県職員の証言で明らかになりました。
情報公開請求を受けていたのは、大分県農林水産企画課です。
以前に大分県水産試験場長と大分県浅海研究所長が口封じのために福岡県に
ある大分県職員の自宅へ押しかけていき、大分県職員の両親を脅迫した疑い
があります。大分県農林水産企画課の総務調整監へ不正の告発や調査依頼を
していた内容が記載された文書の公開が同課へ請求されていました。しかし、
大分県農林水産企画課は、「予算の編成を担当した大分県職員の個人情報にか
かわる」などとして、まったく文書を開示しなかったということです。これは、
大分県農林水産企画課による公費の不正支出を隠蔽するための非開示決定だった
のです。
また、同日(平成22年9月16日)には大分県総務部人事課の人事企画監が
福岡県の暴力団関係者と事件に関わったとして、福岡県警から事情聴取を平成
21年12月から平成22年3月にかけて受けていたり、連絡のやりとりをして
いた疑惑について、関連する文書の情報公開請求がされていました。これについて、
大分県人事課は「人事企画監の個人情報にかかわる」などとして文書を非公開と
する決定をしたことも判明しました。これは、大分県人事課の人事企画監の不祥事を
隠蔽するために関係する文書を非公開としたのです。大分県人事課の人事企画監たちは
身内には非常に甘いのです。
なお、これらは現職の大分県職員による内部告発であり、非常に正確な情報です。
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