覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕状が出ている小向美奈子容疑者(25)をフィリピン・マニラで直撃しました。

 (西浩一郎記者報告)
 (Q.小向容疑者の表情は)
 取材に対しては、終始無言でした。現場が道路だったので、ちゃんと聞こうとにカメラを止めて交渉していました。その時に、逮捕状が出ていることについて質問すると、一瞬「え?何?」というような表情で、目を見開いたように見えました。それまでは余裕を持っていると感じましたが、そこが印象に残っています。見た目については、やつれて逃げてマニラに来たというような感じはしませんでした。
 (Q.一緒にいた男性と小向容疑者の関係は)
 マネージャーにあたる方なのか、マニラに住んでいる知人なのか、というような質問に答えて頂けなかったので分からないですが、終始、小向容疑者をフォローするという感じで、我々のカメラマンが小向容疑者を撮影しようとポジションを変えたりすると、それをうまくブロックして撮影されないようにしたり、仕事でやっているのか、本当に心配してやっているのかというのは分かりませんが、サポートをしているという感じを受けました。マニラの土地勘についても、タクシーも拾って追跡を逃れるということもあったので、土地勘もあるという気がしました。
 (Q.6日間滞在したホテルをチェックアウトした小向容疑者は、日本に帰国するような雰囲気はあったか)
 そういう雰囲気はありませんでした。11日は、小向容疑者がフィリピンに入って22日目にあたります。日本人はフィリピンでは21日間、観光の場合は滞在できます。フィリピンの入国管理局に取材をすると、小向容疑者はすでに21日の滞在を延長するように申請を出していることが分かっています。その申請が認められれば、59日間、滞在が許されるので、もしかすると、今後、しばらくマニラに滞在する可能性もあります。

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